
不可思議は、数の単位のひとつ。そういえば小学校で競って暗記したっけ。
一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、秭(じょ)、穣(じょう)、
溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、
阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、そして不可思議、無量大数。
意味は読んで字のごとく、思ったり議論したりするのができない(不可)なこと、
仏教語では、ことばではうまく説明できない智慧をいう。
悟りの境地もこの不可思議なのかな。ちなみに「不思議」は正しくはこの「不可思議」。
人もまた不可思議。
理解しているつもりだった友でも、たまには気持ちが通じ合えない時もある。
それはどちらか一方が変わったせいではなく、お互いが少しづつ変化しているんだろう。
でも人は、そのお互いの変化に気がつかないまま、理解しあえなかったことに傷つき、
絶望し、残念ながら離れていくこともある。
命が誕生するには、無限の組み合わせの中から、たったひとつの可能性が選ばれる。
その不可思議を考えたら、人生のたったひと時、通じ合えないことを嘆き、大事な友を
失うことは、あまりにも空虚なこと。
そんな時もあるさ。
そんなこともあったね。
たまには時の力を借りるかもしれないけれど、そう言える不可思議な、
機械でいうところの“遊び”のあるニュートラルな心でいたいなあ。。。
書のことはあまり良く分かりませんが、沙於里さんの書いた「不可思議」、パッと見、★☆夜空に光る星★☆に見えました。
よく見たら、「不可思議」って書いてありました。
優しい字ですね。
そして、優しい字って感じたPOCOさんの感性に、
きっと今、優しい気持ちで過ごしていらっしゃるんだなって、思いました。
書く方も見る方も、その時の心で、感じ方も色々。
まさにこれまた、不可思議~。
また感想をお聞かせくださいね。
素敵なブログの虜になりそうな予感…大!!!
沙於里さんの言葉 声に出して読んでみました。
1日の慌しい時間が 一気にホンワカした。
こんな素敵な事を毎日考えているから…
周りの人に優しく出来るんだ!って思いました~。
「不可思議は、数の単位のひとつ。」私も…小学校行ってないのかなぁ~
初めて知った。
ことばではうまく説明できない事…って。
沢山ありますよね。
明日もまた沙於里さんの言葉&書。見に来ます。
お子ちゃま達も一緒に!
書や、音楽・・などなどの表現も同じ。
どんなにお習字のお稽古をしても、きれいな上手い字は書けるようになるけど、心に響く字は、自分の心が
動いて反応していないと、書けない。
だから、書を書くときも、ことばにしてみるって大事なんだと思います。自分で考えていてもことばにしないと意外と答えは出ていなかったり・・。
うまく説明できないなって時は、とにかくことばにしてみると、ちょっとづづ、自分の気持ちや相手の気持ちがみえてくるのかも・・ね。
これからも、どうぞよろしくです。