心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ワークショップ~お絵かきからアートへ

2014-06-30 | 書展・展覧会情報
帽子、彫金とのコラボ展、昨日無事閉会しました。
生憎の梅雨空の中、お越し下さいました皆さま、ありがとうございました 
始まってみるとあっという間の5日間、毎日楽しくて楽しくて名残惜しい気分です。

さてさて、土曜日はワークショップをやりました。
ブログつながりの香彩さんや、5歳の美空(みく)ちゃんとお母さんもご参加下さり。

最初のかわいい笑顔は美空ちゃんです。
まだ平仮名もお名前くらいならとのことだったので、はがきに顔彩で絵を描いていきました。
最初は、お花や車、猫といった具体的なものを描いていましたが、
所々で小さなヒントを渡すと、って感じに、どんどん目がキラキラしてきて。



あっという間に40数枚。



とび箱~ひきだし~あひる~さる~と、何かをイメージしながら迷いなく。
と思ったら、手のひらに顔彩を塗って版画のようにしてみたり。

それじゃただの手形だから、手の一部をかくれんぼしてるみたいにしてみたら?
指で描いてみたら?
指もハンコみたいじゃなくて、筆みたいにして描いてみたら?
そこで色を変えてみたら?

そう言いつつ、タイミングを見ながらどんどん新しいはがきを渡すのでして。
そうすると、だんだん具象から抽象へと世界は広がり、もうこれはアート。







子供の感性はちょっと刺激を与えると、ピピピとスイッチが入って
留まるところがなくなるのでして 

最後に描いたのはソフトクリーム。
どれが一番好き?って聞いたら、ソフトクリーム!
「あ、そっか、今食べたいのね。」
「うん!」 
  

横で感心しているお母さんとお話をしていると、いつのまにか・・・



あれ? これ、わたしに?

鳥肌がたつような感激に、こちらこそ、ありがとうの気持ちで一杯に 
美空ちゃん、ありがとうね。

目標1000枚! 待ってるよ~

そして香彩さんは、爪楊枝でいろは歌を。顔彩でささっと線を入れてアクセントに。
クリックで拡大⇒


私にとって、誰かのピピピの瞬間に立ち会えることが一番の悦びのような~。 
そんな思いも、今回つくづく感じたのでありました 

この機会を下さった帽子作家の岩元さんといると、私は私らしくていいんだと思えてきて
嬉しくなって、たくさんたくさん思いを語り合い、よく笑いました。

そんな中で今までもやもやしていたものが、って感じにくっきり見えてきて
ずっとやりたかったことを少しづつ形にしていけそうな気がしています 


終了前に、今回体調を崩されて不在だったギャラリーのオーナーさんからお電話で
また一緒にモノづくりをしましょうと言って頂けて、もうあれこれ構想が浮かんでいます。

私は書家を目指しているんじゃないんだなぁ、を実感して
もういい年なので、らりらりら~とやりたいことを手繰り寄せたいですう 

次回は、「叶」の話をば。

ありがとうございました 
コメント (8)
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