心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

雪月花を感じる人生

2010-02-07 | 禅語・般若心経
                             (はがき)

雪月花。
日本人はこの言葉が好きなんだそうな 

文字どおり、雪・月・花のことなんだけど、
つまりは変化し続ける自然の象徴であり
それらが心に響くことが大事、とな。

ここ数年、「グローバル化」ということばをよく耳にするけれど。

それはマイノリティー(少数派)なものが、より合理的で共通性を持ったものに
取って代わられるという現象であって。

多かれ少なかれどこの国も、このグローバル化によって固有の伝統や文化は
過去のものとして、だんだん消えていく運命なのかもしれないけれど。

世の中がどんな時代を迎えようと、
日本人として、知らず知らずに大事にしてきた文化や心意気といったものを
今はよほど意識して大事にしたいと思わないと、
廃れていってしまうのかもしれない 

なぜ書を学ぶのか、学びたいのか・・を考えるに
文字を書く・・その先にある、日本の文化や心を学ぶものでもあるような 

ものごとが、実体験よりバーチャルな世界での体験を全ての理解とせず
もっと生身の痛みや感激や発見・・といったものを大事にしたいな・・とふと。

泥臭く、かっこ悪くてもええじゃないか。
雪月花を、からだじゅうで感じることのできる人生は、きっと気持ちええで~
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする