心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

何紹基の張遷碑

2010-02-09 | 書の話
                               (半紙)

週末、久々に落ちついて机に向かい臨書を・・と思っていたのに
なんだか雑用をやり始めたら、あれもこれもとバタバタと 

木簡をいくつか臨書しているうちに、何紹基の張遷碑が書きたくなり。

木簡の勢いのあるリズムとちがって、じっくり粘っこく書かれた何紹基は
う~ん・・やっぱりいいなぁ・・と 

こうして原本を眺めているだけで、気持ちが落ち着くのでありんす。
つくづく不思議。

この境地には到底至らないけれど、近づきたいと思って書いている時の緊張感と、
胸に迫るような感激があるからこそ、何度も何度も書いては・・ため息 

人の嗜好というか、心地いいなぁって感じるものは、
いつどこからやってくるのか、はたまたDNAの仕業なのか。。。

それにしても、久々に臨書してみて、うう・・書けないっ・・と
もう一度初めから臨書し直そうと、思ったでございます。

コメント (4)
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