心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

極寒に咲く梅の花への思い

2010-02-14 | 禅語・般若心経
                          「花開」 (半紙)

梅花百福兆(ばいかひゃくふくきざす)という禅語があり。

雪の中で膨らむ梅の蕾のように、困難の中にこそ無数の瑞兆(福)が
隠れているという意味。

また中国の諺で、松と竹は冬の寒さの中で緑を保ち、梅は百花に先がけ
花を咲かせることから、松竹梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と言うそうで。

松は忍耐強い人、竹は節度を持った人、梅は厳冬に咲くことから
厳しい状況でも笑顔を絶やさない人の意味もあると。

梅にはそんな思いが込められていたんだ・・と改めて 

昨日、小雪が舞う中、すっかり満開になった近所の梅をぼ~っと眺めつつ
えらいねぇ・・なんて独り言。

自分では強いと思っていても、時々負のスパイラルに陥る日もあったりもして。
そんな時も昔の日本人は、自然の中から教えや力を頂いていたのかなと。

ごく身近にも、心の支えや生きるヒントはあるんですね 

写真は、先日の絵手紙教室でのお題「花開」をいろんな構図で書いてみたもの。

*参考→なんでも梅学

久々に今日の1曲は、たぶん再度登場のRoy Orbison   I Care
なんか心に沁みるうう・・


コメント (4)
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