心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

騙すか騙されるかよりも

2009-03-18 | つれづれ
                         (半紙1/2)



心無累 こころにわずらわしきなし (王安石)
意味は、心にわだかまりがなく、のびのびとした心境を保つこと。


現代は騙すか騙されるかだ・・なんて言ってた人がいる。
たとえば、高齢者や弱い方々にオレオレ詐欺だとか、
既に定額給付金狙いの輩も出没してるとか 
ある意味、緊張を強いられる現代社会。。


ここのとこ忙しかったり、職場でも読む機会があるからと新聞を取らずにいたんだけど。
先日、以前お願いしていた某新聞屋さんが、久々にピンポ~ン。

で、新年度の顧客数で給与が決まるので何とか協力して欲しいと 
妻と子供もいるので・・と玄関先でねばられ。。。
まぁ、全然知らない相手でもなく、じゃあ3ヶ月だけおつきあいということで。

・・ってことに・・って、ある友人に話したら
「騙されたね」って。。
「オレオレ詐欺にあうタイプだね」って。。

ふむ 

世の中はそこまで疑わしいのかしらん。。
なんだか疑ってばかりも世知辛いような。
そんな風に疑ってばかりだと、疑いは疑いを呼ぶような。

人は信じられると騙せなくなるもんさ・・なんて言ってた人がいる。
それは今は昔・・なのかもしれないけど、どこかでそう信じたい自分もいて 

心無累。
騙すか騙されるか・・そんな心配をするよりも、もっとおっきな心でいられたら・・。
人の良心の根っこに届く位の。。


どこかで微かに聞こえるけど・・
なぬ。。現代の世はそんなに甘くないぞよ・・?




コメント (2)
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