心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

書する 書すれば 書するとき

2008-06-27 | 木簡

                       「見月」   (半紙)




もともとは(↓)木簡の臨書「見月在不」


    
      原本                      臨書(半紙)



原本は小さいし不鮮明だから、釈文を見ながら想像、妄想、空想、連想して書く。
一字一字と対話しながら。

ぱっと見た瞬間、この「見」と「月」さんに一目惚れ。
で、半紙に二文字書いてみる。

「見」と「月」が見つめあって、対話している風にしてみたかった。
(書き終えて、図々しくもまた言っちゃった・・「かわいい・・!」)

ところで。
人は人と関わって生きているわけで。
人の中で生きているわけで。

だから仕事にしても、家族や友達にしても、その必然性をどこかで手繰り寄せながら
なるべくならよい方向、よい方法を見つけたいなぁ・・・と、
この「見」と「月」の見つめ合う姿を眺めていてふと、思った。

書は、ただ文字を書けばそれでいい・・なんて、もったいないもったいない。
書を学ぶこと、書することには、たくさんの人生のヒントが隠れているんだなぁ~これが


コメント (7)
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