夏、奇峯に雲多し。
夏の雲は種々変わった峰の形をなして湧いている、という意味です。
今日の関東は、久々の猛暑の一服。
風は早くも秋の感でしたが、すぐまた暑さが戻るようです。
昨日は何年ぶりかで、横浜の元町にある市営プールに行きました。
1958年に作られたという当時のほぼそのままの、流れるプールもなければ、
ウォータースライダーもない、屋外の50mプールがあるだけですが、
イモ洗い状態ではなく、入場料も1時間¥200とお安い! 穴場ですよ~。
そして何と言っても、プールの周りの観客席は高い石段になっていて、
四方は大きな木々に囲まれたちょっとした森。気持ちいいですよ~。
泳がなくてもお昼寝や、日陰で読書なんて人もいます。
それぞれがのんびりと、思い思いの過ごし方を楽しんでいる感じです。
キラキラ光が反射するプールにプカプカ浮いて、青空を仰ぐと、
トンビが気持ち良さそうに両羽を広げてこちらを見下ろし、
とんぼが水面を飛び、子供の笑い声が響き、心地よいひと時でした。
すぐ裏はお洒落な街、元町なのに、こんな場所があるなんて・・極楽極楽。
今日のお題は、昨日の開放感ある清々しい空間を思い出していたら、
ふとこのことばが浮かび、書いてみました。
都会では見られない真青な空と、山が見えるようなところに広がる
自由自在な雲たちを想像して、しばし開放感を感じて頂けたら幸いです。