梅雨時なのでキヌガサタケの出現情報が入ってきます。八王子市では何時何処に出るか分からないので、町田市ではありますが大戸緑地へ見にいきました。
キヌガサタケ(衣笠茸)はスッポンタケ科のキノコで純白の網のドレスを纏ったような美しい姿から「キノコの女王」といわれる。梅雨時期の朝に茶色で丸い子実体が出現し2~3時間で純白のドレスを纏うという成長の早い茸です。
幸い倒れたのが1本と3本並んだのを見ることが出来ました。
倒れたもの
3本並んだもの
近くにジャノヒゲ(蛇の髭:キジカクシ科の常緑多年草)が咲いていました。この果皮は薄くてすぐ脱落し、裸の種子が秋に濃青紫色に熟し綺麗です。
池にキイトトンボが数匹飛んでいました。私の初見のイトトンボです。大きさ40mm前後ある大型のイトトンボで同属を食べるという凶暴なところがあるそうです。
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
真赤なショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)もいました。
ジャコウアゲハの新鮮な雌がいました。
南方系のクロコノマチョウが草叢からひらひらと飛んで出ました。
大型の波尺蛾であるキマダラオオナミシャクもいました。裏面しか撮影できませんでしたのでご参考までに過去に撮影した表面の写真を挙げておきます。
ご参考:キマダラオオナミシャクの表面
以上