あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

12/4・5 『ALTARBOYZ』 ドラマシティ

2010年12月08日 | 観劇日記

演出=玉野和紀

キャスト
フアン=植木豪
ルーク=小林遼介
マーク=中河内雅貴
マシュー=東山義久
アブラハム=良知真次

この舞台は再演だそうだ。
そして同じ物語で若いキャストの「オレンジ」と言う舞台も有るらしい。
だが大阪へ来たのは「レッド」と呼ばれているベテランのチーム。

彼らの使命はコンサート終了までに会場の迷える魂の数を彼らの踊りと歌によってゼロにすること。
始めは順調に減り始めていたがある所でそれが一向に下がらなくなる。どうして・・・?
嫉妬や利己主義、金儲けや駆け抜け、時には愛すらもが罪となって蔓延する現代社会を、果たして救えるのか?

と、まぁこんなテーマで歌と踊りの炸裂する舞台だった!
5人が皆が胸がすくような小気味の良い踊りを見せてくれる。
シラノで観た広島出身の中河内くんが、ダンサーだったなんて全く知らなかったわ。

5日にはリーダーの東山くんのご両親もご観劇、それが理由かどうかわからないけどリーダーが台詞をかみまくり、
仲間がそれをからかう。
だが会場はリピーターばかりだったようだ。
会場全体でどの場面もタイミングぴったりに手拍子が始まる。私はそんな手拍子の仲間には入れなかったけど
その中に居るだけどとても心地よかった。
私の斜め前に50歳くらいの小太りの男性がやや薄くなった髪をポニーテールにまとめて括っている。
その人も同じようにお尻を振って楽しそうに手拍子を叩いていた。 
へぇ~こんな人もこの作品のフアンなんだ!と思った。

とっても楽しい舞台でした。