あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

災害大国---もう引き返せない

2016年09月28日 | 日記

実はこのブログを書いたのは今月のはじめ、5日だったが・・・。

カープが優勝する~~っってなっちゃって暫くお蔵入りしていたものだ。

今日も長崎で大雨が降っているらしい

やはり最近の雨の降り方が異常だと思うので折角書いたものだから遅まきながら上げておきます。

 

日本は昔から災害大国だ  地震・津波・火山噴火・台風・・・その他にも。

この事は誰も認識していると思う。

過去にも色んな災害がありその状況は絵図や言い伝えで沢山に残されている。

だが、最近はその災害の規模が異常ではないかと思われる極端な災害が列島を襲っていると痛切に思う。

地震は日本列島の場所から見ればプレートが寄り集まっている場所なので避けようもない災害でもある。

東北の地震がそれだった。

それ以外にも阪神淡路地震や熊本地震のように断層が原因の大地震も多い。

日本では地震に対する予知や予防は出来ないから建物の耐震という形で対応している。

 

日本列島は北から南まで縦長く、それぞれの土地には自然災害にも特徴がある・・・。

と、思っていたのだが、今年はその常識が当てはまらない災害があちこちで起こっている。

まず、今年の夏は西日本は暑い暑い酷暑の夏だったのに東日本・北日本は雨の多い夏だった。

全国の気温分布を現した地図の色では西日本は真っ赤東側は水色とはっきり分かれていた。

 

今年はその北日本を台風が幾つも襲った。

特に北海道なんて勢いの良い台風が襲ってきたこともない土地だろうから、台風に対する心構えも備えもなく

台風に襲われ被害が拡大した。 その後も大雨が北海道を襲い続けている。

東北岩手では大雨の被害で施設のお年寄りが多く亡くなった。

最近のあちらこちらで起きている災害の原因が大雨にあると言う事を痛切に感じる。

 

どちらかと言えば比較的雨の少ない広島県でも数年前に庄原で一つの集落を飲み込んだ大雨と土石流による

大きな災害が起きた。

2年前には広島市の北部で80人くらいの大勢の人が亡くなった土砂崩れがあり、行方不明の人が何日も

見つからなくて、大勢のボランティアが全国から駆けつけて、災害復旧に当たっておられた。

 

その後の庄原ではそのは今は無くなったし、 広島でも避難していた人が災害地に戻ってこないそうだ。

このように異常な大雨が長く続くのは線状降水帯という帯状の雨雲がかかりつづける事で起こる災害だそうだ。

 

こうした大雨や干ばつが増えた原因は地球温暖化にあると言われているのだが、9月初めの日曜日(4日)、

NHK特集で大変恐ろしい事を放送していた。

地球温暖化の影響で北極の永久凍土が広い範囲で溶けているのだそうだ。

そして氷が解けた土地から大量のメタンガスが放出されている。

メタンガスが噴出した後の崖のようになった裂け目が不気味だった。

このメタンガスは温暖化を防ぐ為と言ってここ何年も世界中が減らそうとしてきた二酸化炭素の

25倍もの温室効果を高めるガスなのだそうだ。

 

そして放送ではこの永久凍土が解ける現象を止める手立てはないのだと・・・。

温暖化はもう止めることは出来ないんだ・・・・。

 

日本の周辺の海水の温度が高くなっている。

だから南の海ではなく日本にすぐ近くて台風が発生し勢力は強く巨大化し日本を襲う。

今年の台風は今までのコースとは全く違うコースを通って東北や北海道を直撃している。

直撃の台風を受けたことのない地域では備えは当然不十分だった事だろう。 

温暖化の影響は日本だけではなくアメリカ西海岸地方でも何日も続いた日照りで大規模な山火事が起きていた。

 

このまま温暖化が進めば日本の各都市の20年後の気温は軒並み43度とか45度とかが

当たり前になるらしい。  もう熱帯地域だ

 

我々にこの温暖化を防ぐどんな手立てがあるのだろうーーーーー

 

 


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