スキーバスの悲惨な事故と廃棄処分の冷凍ビーフカツの流通問題、どちらも「安い!」と言うことが
キーワードかと思う。
多くの大学生が犠牲になったスキーツアーバスの事故、ここ最近ツアーバス事故が多いので
何度も法改正が行われているが、法はあっても守られなければどんな法律も絵に描いた餅。
道交法の改正によってツアーバス事業に参加しやすくなったと言う事も背景にあって、価格競争が
激しくなっている事が想像される。
安くすると言う事はコストを削ると言う事だ。 利用する方は安ければ安いだけ良い!と
思いがちだが、その陰で何処を、何を削られているのかと考える人は余りいないのかと思う。
最近は運転手不足と言う事情もあって、運転手の資格や過去の経歴の審査が
甘くなって、運転技術面で不安が有っても雇わざるを得ないとか、、勤務時間や給料、高速道路の
使用を止めるなど、何を削るかは各会社の判断だが、このくらいなら大丈夫だろうと言う
安易な考えが重大事故を引き起こす。
乗客は若い人が殆どだった。親からの仕送りを受けている身にしてみれば、少しでも安い方が
有り難いに決まっている。1泊2日で¥13,000のツアーだったらしい。
就職も決まっていた人もいたそうな!
楽しいはずのスキー旅行が一瞬にして悪夢に変わった。
未来ある若い命がこんな事で失われるのが腹立たしい!
ご冥福をお祈りいたします。
最近は豪華客船が各都市に停泊し、何千人という乗客を運ぶ為に港に貸し切りバスが
50台・100台と並んでいるのテレビなどでよく見かける。
バスも足らないのだそうだ。
だから以前なら当然廃車なる筈のバスも使わざるを得ない。
老朽化の問題で事故が起きねばいいがと、余計な心配もしています。
この問題と同時に明らかになったのが冷凍ビーフカツ問題!
異物が混じったとかで万という桁で廃棄処分に出された冷凍ビーフカツが市場に出回った。
産廃業者は廃棄料は当然頂いた上で、冷凍ビーフカツを安くして売ってもそれは「丸儲け」だわね。
業者のモラルが当然問題になるけど、心のどこかで釈然としない思いがある。
世界中では食料が無くて飢えている人口が凄く多いのに、日本では賞味期限切れとかで
まだ十分食べられる食品がバンバンと廃棄されている。
今回のビーフカツだって3万個を超える数だと言う。
私の中にも勿体無いと思う心が何処かにある。
今は少しずつだけど乾物などが何処かへ回されて利用されている所もあるらしいけど、
こんな事態を平然と行う日本人、奢り過ぎではないか
スーパーに回された冷凍ビーフカツの断面を見た。 明らかに合成肉だ
冷凍してあるのですぐ食中毒などの問題にはならないと思うが、値段が安いということは
コストカットの何かが有ると言う事を知っておくべきだと思う。
斯く言う私は、まず賞味期限は全く気にしない。昔から自分の目と臭いと口で確かめる。
それでも不安なら火を通す。
飲み物でも子供が呆れるくらい前のものが冷蔵庫にある(笑)
そしてミンチ肉を買った事がない。細切れ肉を買ってきてフードプロセッサーでミンチにして
餃子とかハンバーグを作っていた。ミンチに使われている肉が信用できなかったからだ。
それと中国製は絶対に買わない! これはずっと変わらない。
ただ私も外食はするからその時の食材が中国製かどうかまではチェックは出来ないけど・・・(>_<、)
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