高齢者の未来を研究していると、どうも暗い話になりがち。
最近は「孤独死」「下流老人」「老後破産」だの、ネガティブな言葉が多いようにも思う。
しかし、小浜島ばぁちゃん合唱団(KBG84)が口火を切ったお陰で、元気な高齢者がクローズアップされ、老後は「元気」でいるか、残念な人生になるかの2極化が進んでいるようにも感じる。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/02/28/kiji/K20150228009887350.html
残念にも後者になった時、ほとんどの人の「きっかけ」は病気になった時。
年金だけで生活する人にとって、この医療費が切実な問題になってくる。
そして、皆がこう言う。
「こんな事になるなんて思ってもいなかった...」
そして、その後は複数の病気を合わせて持ち、複数の薬を飲む生活が続く。
(まだ医療機関を受診出来れば良いほうなんだが)
薬を反対に読むと「リスク」になる。
つまり、副作用のリスクが出てくるという事。
最近でこそ、その辺りの事をお医者さんや薬剤師さんが発言するようになってきた。
だが、現実はまだまだ薬依存は治らない。
検査機器がハイテク化され、今まで見つからなかった病気が見つかるようになり、検査代、治療費も値段が上がっていく今、
老齢期を迎えるには40歳代からの準備が本当に必要だと思う。
・身体の点検と整備
・健康に関する知性
この2つを準備しておかないと、TPPによって医療保険制度が大きく変わる可能性が出てきた今(日本のマスコミは食品や農業の事しか報道しませんが)、老後の準備意識を高める事を「1億総活躍なんとか大臣」に申し上げたいです!。
(しかし、このネーミングはセンス悪いよなぁ~!)
健康指導者の皆さん、「治病法」や「美容法」を教えるよりも、本当の健康を説いていきませんか~??。