健康100話（953）：縮めて、固めて、緊張して…

私は体操を柱として健康指導をおこなっています。
その1番の理由は、多くの人が悩む症状は「萎縮病」。

身体も心も、日常生活の中では緊張の連続。
そして健康のために運動をしても、更に頑張って縮めてばかり。

縮みきった筋肉を緩めてあげるには、
深い呼吸と同時に身体を動かしてあげると、
硬い筋肉は伸ばされ、血行がよくなり緩んでいきます。

ある時、剣道の師範の方が「最近、腰痛で悩んでいる！」という理由でレッスンを受けにこられました。
私のレッスンは、四つん這いになることがあるのですが、
本人は四つん這いになるだけで脂汗を流されています。

隣で80代の生徒さんが、涼しげな顔で同じ体操をされています。（笑）

長年、筋肉を鍛えることを日課としてきたので、
逆に緩めることがとても苦手になっています。

筋肉は（筋肉だけではありませんが）、
伸び縮みしてこそパフォーマンスを発揮するのですが、
毎日鍛え、固められた筋肉は疲労物質の塊になっているのが原因で、
今回は腰に警告信号を発したようでした。

しかし、これからはさらに深刻な萎縮病が起きそうな気がします。
今1番国民が悩んでいるのは心の緊張。
連続した緊張で、心が狭く萎縮した状態。

1年半もの間、「新コロ」ちゃんに降りまわされ、
呼吸まで制限される「異常事態」の連続に、
国民はまさに「虫の息」状態。
「息の根」を止めようと思えば簡単でしょう。

これからは、身体と心をいかに「緩める」かが、
健康づくりの大きなテーマになることだと思います。

休むことより「頑張る」ことが好きな日本人。
エネルギーで考えると、
今は頑張るのを止め、緩む流れに乗るほうが良いと思うのです。
（死なない程度の経済活動は必要ですが）
あがいてもどうにもならない時は、
コンディションを整えることに集中し、
頑張れる状況になった時の為に
エネルギーを蓄えておけばよいよい！。

ON/OFFを上手に使っていかないと、
今後の大きな変化の波に
上手く乗れなかったら大変です。

生命体はいかなる時も「調和」をとっています。
同じ刺激が続くと、
いつか壊れてしまいます。

上を正したければ下を正せ！。
下を正したければ上を正せ！。

一緒に体操して、緩める気持ち良さを体験してみませんか？。



・池田教室/火曜日13:30～15:00
　大阪府池田市鉢塚2丁目8-4
　※2名様受付中！（ずっと満員でしたが、今なら2名様新規入会可能です！）

・御影教室/水曜日10:00～11:30、木曜日19:00～20:30
　兵庫県神戸市東灘区住吉宮町6丁目12-9
　※水曜日は1名様、木曜日は3名様受付可能です。

・神戸北町教室/木曜日13:15～14:45
　兵庫県神戸市北区桂木1丁目7
　※5名様受付可能です。無料駐車場あり

・尼崎教室/土曜日10:00～11:30
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　※1名様受付可能です。

・宝塚教室/水曜日　13:30~15:00
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