『健康100話』ボディリフォームストレッチ公式ブログ

これからは
今の健康を維持することが
とても大切になります!。
一緒に体操しませんか?。

健康100話(335):保険とガードレール、そして『内国語』

2016年03月06日 21時45分56秒 | 健康・病気
昔、私が修行時代の話。
師匠のイベントで、滋賀県の山奥で合宿をした時、宿泊施設の周辺は峠を走る車の騒音で悩まされていた。
いわいる「峠族/走り屋」である。

コーナーをドリフトさせて走るので、タイヤのキシむ音が山に響き渡るのである。
「迷惑ですね~!」と、地元の人と話をしていた時に師匠が言った一言が妙~に納得させられた。
「ガードレールを全て無くしてしまえばいい!」と。

実は「守られている」と解っているから無茶も出来る。
「自分の身は自分で守らなければいけない」と、解ってたらそんな無茶な走りはできないだろう。

今、日本人の健康感は「保険」で守られている。
国の健康保険、民間の保険、様々な「ガードレール」で守られている。。
だから、積極的に「健康維持の方法を学ぶ」意識が薄い。

意識が薄いから、手軽で安易な健康法が「健康ブーム」を生み出してしまっている。
健康とは、お金を出せば手に入るものではない。

身体の営みは、成人約60兆の細胞が、24時間休みなく自動的におこなってくれている。
その「意味」を学ぼうとする気持ちが、本来の健康法。

今、外国語を学ぶ人が増えている。
簡単に話せるようになると謳う教材も売れているという。
企業では、社内の公用語を英語でおこなうという会社も増えている。
(言語道断ですな!)

お~い、一体何時になったら『体内語』を覚えるんだい?。
『体内語』、まぁ『内国語」とでも言っておこうかな!。(笑)

身体の中から発せられる様々なメッセージを、聞き取る能力が低いからイロイロな病気を併せ持つ人が増えている。
こんな「多病時代」になったのも、身体内部の感覚を無視し続けた結果なんだよな!。

その、ガードレールも破綻寸前。
年間40兆円を超えた医療費は、古く錆び付いたガードレールにとって、荷物満載の大型トレーラーのような存在。
暴走したら、もう守りきれない...。

新しい病名やウィルスが、毎年報道されている今、私達はガードレールに頼ることの無い「健康力」を身につける事が急務だと思う。


コメント
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