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中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 835 徒然草の「第7段・10段・150段」趣あり

2017年06月09日 18時10分34秒 | 日記
   
   日本三大随筆は・・・ご存じ【枕草子、方丈記、徒然草】
   冒頭の部分・・・学生時代に一生懸命覚えましたねえ

   注;「徒然草・・全243段」は兼好法師が記したという随筆。
      成立後、百年ぐらい埋もれていたが、近世以降に多く人々に親しまれている。

   
   さて、その徒然草。FB友の「津田静鳳」さん。ご自身の書になる訳本をご送付くださいました。
   流麗な筆後が、含蓄のある兼好法師の「エッセイ」を心に目にますます惹き付けてくれました。

   心に留まったいくつの段をご紹介
   第七段…人生は無常
   
   命あるもので人間ほど長生きするものはない。
   蜻蛉もはかなく逝くし、セミも春と秋を知らずに逝く。
   人は、心安らかに一年を過ごすだけでものどかなものではないか。

   第十段…住まいは人なり
   
   人の住みかは人柄の表れるものであるが。
   人と家との調和がとれて、ゆったりと住まいしているところに
   「月のひかり」が差し込む様子などしみじみと美しいと思う。
 
   第百五十段…技芸を学ぶ者は基本を大切に精進せよ
   その①からその④まで
   技芸を極めようとするなら
   下手であっても恥ずかしがらず、上手な人に交じって精進を怠らず年を重ねれば、
   才能はあっても励まない人よりは上手となり、やがては世にも認められるようになる。

   ナルホド~~~!
   と、心に留まった部分を書き出してみました・・・私の心覚えですので、勝手解釈。
   あしからず~~!

   
   静鳳さんのプロフィールです。書店でお買い求め頂けます。
   ここに至るまでの「研鑽」はどれほどのものであったか。想像にあまりありますね。

   さて、今夜はストロベリームーンと比喩される赤い月なんだそうですね。
    ゆったり空を見上げて月とお話しでもいたしましょうか!
       兼好法師を忍んで・・・


   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・