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 英国EU離脱;世界経済、リスク現実化:チャンネル桜・瓦版

2016-06-24 22:52:13 | 没落する欧州
    <世界経済、混迷の中に=「深刻なリスク」現実化-英国民投票>

 私は、かねてより、『欧州の崩壊』、「日本以外、全部沈没。」(筒井康隆)と何度もブログで述べています。

 英国の欧州連合(EU)離脱が支持を得たことで、世界経済の先行きに暗雲が広がった。

 2016年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)は首脳宣言で、離脱が世界経済の成長にとって「深刻なリスク」になると警告した懸念が、現実のものになろうとしており、混迷必至の情勢であります…。
 
 5億人の人口を抱える巨大経済圏のEUで、英国はドイツに次ぐ2位の経済大国であり、離脱なら国際社会への影響が大きく、「非常に、非常に悪い結果を招く」(国際通貨基金=IMF=のラガルド専務理事)と警鐘を鳴らしていた。

 投票結果を受けて、まず懸念されるのは金融市場への影響であり、先行き不安に駆られた世界の投資家が、リスクの高い資産からの逃避を加速させており、英通貨ポンドや欧州単一通貨ユーロは急落し、アジアや日本の株価も大幅安で、世界「同時株安。」(以前から、何本もブログにしている)の様相を呈してきた。

 実体経済への影響も避けられず、離脱すればEUへの輸出品に関税が課されるため、英国の製造業や農水産業は競争力を喪失します…。

 離脱派が、経済的な効果を期待する独自の自由貿易協定(FTA)についても、英国に有利な条件を認めれば他国が追随して離脱しかねないため、EUは厳しい姿勢で臨む公算が大きい。

 外国の銀行が欧州の拠点をドイツやフランスなどに移し、ロンドンの金融街シティーの「地盤沈下。」が進む恐れもあります…。

 離脱派は、「EUへの供出金が不要になり、規制もなくなるので英経済は繁栄する。」と訴えるが、IMFは、EUへの輸出減少で、そうした利益は吹き飛んでしまうと分析しています。


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