<中国が「韓流締め出し」にカジを切った理由>
「恐中症」再燃で、韓中の蜜月はいよいよ終焉となりましょう…。
「G2と米国と並び称される大国にまで成長を遂げた中国…。
その中国が昔宗主国として朝鮮半島を見ていたように、韓国を見下す態度に恐中症を感じながらも苦々しく思っている韓国人は多い。
高高度防衛ミサイルTHAAD(以下、サード)の配備を巡り韓中が大揺れしています…。
韓中の蜜月にひびが入ったのは7月8日、韓国が在韓米軍へのサード配備を公式発表してからだ。
それまでにも警告を発していた中国は、すぐさま猛反発し、中国メディアは、韓国への経済報復も辞さないなどと報道するなど、韓国は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。
そして、「中国は友」が錯覚だった、と気づくことになりました…。
サード配備を巡る攻防で最初に現れた中国の‟制裁”は韓流の締め出しだ。
韓流スターのファン・ミーティングやコンサートを中止したり、新たな契約を禁止したりするなどの事態が続いた…。
つぎに、年間およそ600万人(2015年度)が訪韓する中国人観光客は、8月には前月と比べて約4万人が減少したと伝えられた。
けれども、中国は韓国の輸出全体で約25.4%を占め1位だが、品目の70~80%は電気機器や精密機器などの資本財や部品で、これらはメイドインチャイナに欠かせない。
経済的に互いが重要な顧客であり、これを毀損すれば中国も得にならないというわけだ。
けれども、G2間でのバランス外交を標榜してきた韓国だが、サード配備決定によりそれはもろくも崩れてしまった。
サード配備が現実化するとき、韓国は正念場を迎えることになるだろう。
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