日本企業が、海外にいってしまうと、日本国内に、稼ぎ手がいなくなってしまうとともに、彼らが、海外で、稼いだお金は、その場(海外)で、使ってしまい、日本国内には、戻ってこないという、危惧を持つ人が、いるかもしれない。
現実には、所得収支(2011年、14.3兆円)のほうが、貿易収支(同、マイナス3.4兆円、2010年、5兆円)より、多くなっています。
2005年を境に、日本は、「貿易立国。」ではなく、「投資立国。」へと、変貌を遂げています。
こうした動きを、支えているのは、日本企業の対外直接投資(FDI)残高の拡大です。
FDI残高は、2001年からの10年間で、2.8倍に増加しています。 しかも、リーマンショックを挟んで、2005年(3882億ドル)から、10年のわずか、5年間(10年、8305億ドル)で、じつに2倍以上に拡大しているのです。
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