<日本人が好きなドイツ人は、日本が「大嫌い!」>(Crokumaさんのブログより転載)
第1次世界大戦(1914~18年)開始直後、大日本帝國はドイツに山東省・膠州湾租借地の中国返還を最後通告、最終期限を待って宣戦布告した。
ドイツ降伏で中心都市・青島は日本統治となり、ドイツの一大権益は吹っ飛んだ。
以来、日本に『恨み』を抱くドイツの中国への肩入れは続き、1940年に日独伊三国同盟を樹立後も「中国支援」を密かに貫く。
同盟関係を「裏切る。」ドイツのDNAを、中国は見逃さない。
中国の習近平国家主席は、日本も念頭に「中徳(独)合作」を21世紀に復活させるもくろみのようだ。
(1)、新「中独合作」の序曲=大陸横断鉄道
習氏は2013~14年にかけ、経済を武器に影響力圏を拡大していく《一帯一路》戦略を明らかにした。
ところが、もっと早く「『中独』合作」は進行していた。
中国製生活用品を積んだ試験運行の貨物列車が、ドイツに着いたのは2008年1月24日。
ドイツは今も昔も有数の武器輸出国。
北京を出発して1万キロの旅を続けた列車は、「中独合作」の幕といえましょう…。
当時、この報道に接し、第2次大戦(1939~45年)中の戦場をテーマにした連続テレビドラマ《コンバット》に登場する敵役・ドイツ軍将兵のファッショナブルな軍装が頭をよぎった。
ドラマは、ドイツ軍将兵のさらに向こう側に、ドイツ軍軍装に酷似する中国・国民党軍軍装が透けて見えた。
冷静に考えれば、同盟国・ドイツの軍人が、主人公の米軍将兵に打ち負かされるシーンに拍手していた倒錯図は、戦後教育の負の産物であったやもしれぬ。
が、近代史では“日独親善”に隠れてはいるが、ドイツの日本に対する仕打ちには、ドラマで米軍を応援する理由には成らずとも、『唾棄』すべき行状を観る…。
なぜ、ドイツ軍軍装と中国・国民党軍軍装がダブるのかを含め、Crokumaさんのブログをご覧ください…!