<麻布問答(65)。いよいよ、ドイツ発、金融恐慌が始まる>
R(麻布老人):君のブログは、《 『世論』(多数意見・95%)の『真逆』(少数意見・5%)がおおむね正しい 》という表題で、「天邪鬼。」(僻眼)なもので、世の人のほとんどは理解するものではありませんよ。
今日の民主主義・社会においては、「多数決。」こそが正義であり、小学校の時から「決をとりま~す! ハイ、多数決で、こう決まりましたあ。」ということでクラス運営を決めてきているのです…。
ですから、小池都知事も都民の選挙で選ばれたように、生徒たちの多数意見で、学校の教育方針も決めるべきだと思うのでありますよ。
K(喜多八):そうですよねえ。
「3人寄れば、文殊の知恵。」というように、大勢の人たちの『衆知』を集めて考えたことというのは、正しいということになるわけですよね。
『コペルニクスの大転換』があるまでは、太陽は地球の周りを回っていたわけですし(今でも、太陽は東から昇っていますよ)、「それでも地球は回っている。」と言っているガリレオも、『異端審問』の有罪判決をうけて『地動説』を否定したので、『死罪』を免れているのですよねえ…。
R:多数意見の「皆で渡れば、恐くない。」という代表例というのは、「ネズミ講。」と言われる株式相場ということだけれど、その代表的なNYダウは史上最高値をとっているわけで、「万々歳。」の状態にありますよ!
確かに、K(喜多さん)は、2015年8月、2016年1月、そして2016年6月の株式20~30%の『暴落』を「又聞き。」でブログアップしてたまたま当たっており、多くの人が「追い証。」に追われ資産を『喪失』していましたよね…。
そして、昨年8月のクリスタル・セレニティでは、君がダンスをしたNYの写真家ニーク氏のガールフレンド・元バレリーナが、「株暴落。」で咳が止まらず途中下船してNYに帰ったと言っていましたね?
しかし、うちの家内の場合は、2月から長いこと咳が止まらないでいるのは、病院では「それは、(腹痛ではなく)喘息である。」と診断(正解!確かに腹痛ではない、とにかく病名をつけて、原因分らずで、薬の飲め飲め詐欺)を受けているのですよ…。
K:なるほど、そういうことで、8月末の北海道行きは、ひょっとして、1人で出かけることになるかもしれないというのですね!?
私は、8月初めに帯広に家内と7泊8日滞在したのですが、連日30度Cを越えており、JRで池田のワイン城(ワイナリー)に行ったときには、33度Cを越えていたような暑さでしたよ!
R:まあ、このうだるような暑いさなかに、『世界金融恐慌は、「米国債。」の金利上昇で始まる!』として、「NY市場に、暴落のサインあり。」などというに至っては、「愚かな人には、黙って頭を下げるのみ。」(池田清彦)でありますね…。
そういうわけで、君の少数派(5%)の意見に対しては、それこそ「黙って、頭を下げるのみ。」(と心の中でつぶやく)ということでありますよ??
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