分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

発達障害の胃と腸と自律神経

2019年01月11日 | 発達障害

前回は胃と腸が弱い発達障害と亜鉛不足の関係について書きましたが

今日は自律神経

 

発達障害傾向のある人が胃と腸が弱い要因は亜鉛の問題だけに限りません

 

発達障害(代謝障害)の人は自律神経がめちゃくちゃに働くという傾向がっ…

 

強いストレスを受けると自律神経が交感神経優位になるのは誰もが知るところですが、

交感神経は胃と腸の働きをストップさせてしまいます

 

困ったことに発達障害傾向のある人は日常生活においてふつうの人であればなんてことない出来事・事象にまで交感神経優位になるように働いてしまうことがあります

その理由は偏桃体にあります

 

刺激に反応するのは脳の偏桃体です

偏桃体に過覚醒を持っている発達障害の人は、些細なことにまでこの偏桃体が反応してしまいます

 

すると偏桃体からの指令を受けた脳の視床下部では交感神経を優位にさせ、

胃や腸の働きを止めるなどの身体変化を起こすメカニズムです

 

これを繰り返した結果しまいに自律神経がハチャメチャに動き出し、極度の緊張状態で交感神経優位のはずが異常な眠気に襲われたり、

夜眠いのに身体が睡眠状態に入っていかず寝つけない…なんてことになったりします


睡眠時間や睡眠の質、日中の活動状態に支障が出るとあらば、

これまた胃、”腸が弱い”と言うだけの問題ではなくなっていきます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする