分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

分子栄養学からみる子どものイヤイヤ期と反抗期

2019年01月09日 | 身体・健康

ミネラルがわたしたちの身体にとって重要である

ということは誰もが何となく知ってはいることですが…

 

誰もが通り過ぎたであろう

2~3歳ころからのイヤイヤ期

そして中学生頃からはじまる(?)反抗期

それらにも実はこのミネラルが関わっているということを知っている人は少ないのはっ

(わたしは驚いた

 

ミネラル不足は精神面にも強く影響を与えるので

(心をリラックスさせたり安定させる神経伝達物質はミネラルなしに生成されない)

子どもだけじゃなくて大人でもミネラルの欠如したコンビニ弁当やカップラーメン、市販のお惣菜、加工品ばかり食べていれば

体質によっては深刻なミネラル不足に陥ることはなんとなく分かりますが

 

ふつうに生活していてもミネラル不足に陥りやすい時期…

それが成長期(妊婦さんも)

 

とくに不足しやすいミネラルは亜鉛

亜鉛は細胞分裂に必須です

身体が大きくなるためにDNAの情報を基に細胞がコピーされ生まれ変わっていく時…

身体では亜鉛がこぞって働いているそうな

 

亜鉛が体内で根こそぎ使われると何が起きるか?

 

兄弟ミネラルである銅が過剰になる傾向があるそうです

 

身体を特に大きくさせる時期にあたる成長期には、

亜鉛不足の銅過剰になりやすい時期とも言えるのです

 

銅はノルアドレナリンを生成させる代謝過程においてこれまた重要なミネラルでもありますが…

銅が増えすぎることでノルアドレナリンも過剰に作られてしまいます

 

ノルアドレナリンは集中力を高めたり、意欲に関係する働きのある神経伝達物質でありますが

過剰になりすぎると興奮したりイライラさせたり怒りっぽくさせる

(意欲低下・無気力などのうつっぽい症状が出ることも

 

3歳過ぎた子供のイヤイヤ期と、くそババアと母親に向かって罵声を浴びせ出した少年少女(笑)の体内では、

成長のために亜鉛にが奪われ、銅過剰(ノルアドレナリン過剰)状態になっている

そう考えると、また少し違った視点からイヤイヤ期と反抗期を見ることができるかもしれません

 

ミネラルの過不足が精神・行動面に関係していることが分かると、

些細なことでキレて罵声を発する老人も…

些細なことで通り過ぎの他人を殴り殺しちゃう若者も…

もしかしたらもしかして…

体内でなんらかの栄養素の過不足が起こっているのかも~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする