分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

胃と腸を改善させるための対策②

2018年11月30日 | 身体・健康

胃と腸を改善させるための対策①

に続き、今日は胃と腸を改善させるための対策②

 

前回書いた、体内で起きている炎症

この慢性炎症を悪化させないためにも、《何を食べるか?何を食べないか??

食事がかなり重要な割合を占めていると言っても良いと思います

 

グルテン・カゼイン・過剰な糖質はもちろんのこと、

食品添加物、加工食品も良くありません

 

 本来は腸によいと言われる発酵食品も、(納豆やキムチ、麹など)

少し食べただけで、腸の調子がおかしい…となる人もいます

そんな人は、悪玉菌が増えに増え、

化している腸の中に新たに発酵食品による菌たちが追加されることでバランスが変化し、悪玉菌たちが大騒ぎを起きているのかも…


添加物や加工食品は炎症亢進の食べ物

完全に抜くことは無理でも、意識して控えるくらいでちょうど良いでしょう

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリコのSUNAOアイスがリッチな和カフェスイーツに大変身

2018年11月28日 | おやつ

グリコから発売されている低糖質アイス、SUNAO

 

そのまま食べても美味しいですが

SUNAOのバニラ味を更に美味しく、まるでカフェスイーツみたいに美味しくなる食べ方

 

無糖のピーナッツバターを入れたり、

レモン(クエン酸パウダー)を入れたり、

ナッツ類を入れたり、

アイハーブのチョコシロップを入れたり

 

色々とトッピングを変えて美味しいですが、中でも一番のわたしのお気に入りトッピングは

SUNAOのバニラアイスに醤油麹ブラックペッパーをトッピング

 

まるでちょっとおしゃれなカフェスイーツメニューのように、

リッチなアイスになります

 

先日のINDIGO塾のワークショップで"醤油麹作り"を開催したのですが

そこでおやつとして登場したのもこちらの醤油麹アイスです

 これがかな~り大好評でした

(お隣はブランパンの醤油麹ラスク

 

コンビニ、スーパーで買える150円アイスだとは思えない美味しいアイスに早変わり

 

滅多に果物は食べないわたしですが、

(果物は慢性炎症のもと、脂肪肝のもと

今回は美味しく食べていただくためにリンゴもほんの少しだけトッピング

 

細かく刻んだリンゴを少し凍らせて

そこへクルミ、自家製醤油麹

香りと痺れがたまらない胡椒、カンポットペッパーを振りかけていただきます

 

糖質制限とは思えない、リッチで美味し~いアイスになります

 市販のアイス、ましてやただのバニラじゃ味気ない

そんな方に是非おススメしたい食べ方です

 

カンポットペッパー(黒胡椒、白胡椒、赤胡椒)各20g DM便もしくはクリックポスト
サンフレッシュ
サンフレッシュ
Pic's Peanut Butter ピックスピーナッツバター あらびきクランチ 195g
Pic's Peanut Butter
Pic's Peanut Butter
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胃と腸を改善させるための対策①

2018年11月27日 | 身体・健康

前回、前々回と、ピロリ菌感染によって繋がる健康被害の詳細を書きました

 今日からは改善のために出来ることを書いていきたいと思います

 

ピロリ菌感染は胃と腸に重大な悪影響を及ぼすことが見えてきたと思いますが

 悪玉菌優位の腸の状態は、改善必須事項です

 

ピロリ撃退と並行して消化力を上げる工夫と共に、炎症を抑えることがまずはスタートラインです

腸の炎症を抑えるためには、炎症を引き起こす物質も極力摂らないことにつきます

 

前回、血糖値を上げるホルモン(血糖維持)ということで登場したコルチゾールというホルモンは、

別名ストレスホルモン

ストレスと戦うために必須のホルモンです

 

が、、

他にもコルチゾールは炎症を抑えるという重要任務も担ってくれています

コルチゾールは体内において天然のステロイド剤の役割もしているのです

 

発達障害、HSPの人たちはコルチゾールレベルが高いことはよく知られているところです

 

適度コルチゾールが働くことが重要なのですが、慢性的にコルチゾールが働き過ぎることでコルチゾールの効きが悪くなり副腎疲労に繋がる…

さらに言うと、コルチゾールレベルが高いとそのコルチゾールが脳に再吸収され、海馬が萎縮されることもわかっています

(うつ病患者のコルチゾールレベルは異常に高く、海馬が萎縮していることが多いそう)

 

コルチゾールレベルが高いことで神経伝達物質のバランスが更に悪くなってしまいます

 

 このように、身体というのはひとつの歯車が狂いだすとその歯車がまるでドミノ倒しのようになって身体の他の機能、

そして脳と心に対しても負のドミノ倒しが繋がっていきます

 

コルチゾールレベルが高くなる要因はいくつもありますが、

そのひとつに慢性的なストレス状況下

 

ストレスに晒される環境に居続けていては、なかなか改善していかないとも言えるのです…

ストレスを徹底的に(習慣的に)抜くことも大事です

 

ストレスというと、多くの人が”嫌な上司と同じ職場~”とか思い浮かべますが、笑

身体にとってはそれだけがストレスではありません

心ではなく身体がストレスを感知しているのです

 

不安や恐怖を脳が感知すると(偏桃体で行われる)身体が交感神経優位になり、

身体が緊張、、全身へと指令が渡り闘争モードに入ります(←これがストレス反応です

 

不安なことを一日中考えている、反芻している人は、身体が1日中ストレス反応を起こしている状態です

対策が必要です(認知行動療法必須

身体のストレス反応を緩めるリラクセーションも効果的です

 

偏桃体の発達具合がもともとよろしくない人は、、

何でもかんでも偏桃体が反応してしまうということも頭に入れておくと、対策も練りやすいでしょう

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピロリ菌感染から繋がる健康被害②

2018年11月26日 | 身体・健康

前回は、ピロリ菌がいることによって考えられる、繋がりうる、健康影響の流れを書きました

ピロリ菌感染から繋がる健康被害

 

栄養吸収阻害による低栄養ということをまず第一に書きましたが

タンパク質不足、各種ビタミン・ミネラルの欠乏を起こし、

生命活動を維持するATPが十分に作られません

 

ミトコンドリアの機能不全にもつながります

当然疲れやすいです

 

ミトコンドリア機能不全の人は糖質への欲求が強くなり、低血糖にもなりやすいです

低血糖になった身体は血糖値を上げる各種ホルモンを作るのに大忙しになります

(コルチゾール・アドレナリンなどなど)

ホルモンの材料になるコレステロールが不足していると、ホルモンが作れないので低コレステロールの人は要注意です

 

ホルモンを放出する臓器(とくに副腎からのコルチゾールレベル)が疲労し副腎疲労症候群に繋がる可能性もあります

さらに疲労感は増し、気力は出なくなっていきます


栄養素を吸収しつつ、ミトコンドリアの機能を上げる工夫も必須

コレステロールの不足、副腎疲労を加味し、それらへの対策も必要になると言えます

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピロリ菌感染から繋がる健康被害

2018年11月25日 | 身体・健康

自覚症状のないピロリにご注意あれ

ということで、今日はピロリ菌がいることによってもたらされる健康被害について書いていきます

 

ピロリ菌感染=炎症です

胃が炎症を起こしていることで、ドミノ倒しのように負の連鎖がはじまります

 

◆栄養吸収阻害

◆未消化物質が胃や腸を荒らす

◆腸内環境悪化(悪玉菌優位)

◆腸に穴があくリーキーガットに繋がる

◆慢性的な不定愁訴

 

もう少し詳しく

胃が炎症しており、食べたものが胃酸不足で消化されない

 

👉栄養を吸収できないばかりか、未消化物質が腸に流れ込む

(本来は細かく分解されているべきものが、未消化のおっきな分子の塊のまま腸に到達)

 

👉大腸にまで到達した物質が悪玉菌(イーストやカンジタ菌など)のエサになり大繁殖

(腹部膨満・IBS・SIBO(シーボという小腸の病気)・逆流性食道炎などに繋がる)

グルテン・カゼイン・糖はとくに悪玉菌たちが大好きな、、大好物のエサです

SIBO…本来小腸に腸内細菌は僅かしないのに、大腸の菌が溢れて小腸で繁殖する腸の病気。腹痛・ガス、下痢や便秘、げっぷ・吐き気・過敏性腸症候群・逆流性食道炎などに関係していると言わています

 

👉腸に穴が開き、未消化物質が血液中に漏れ出す(リーキーガット!)

(様々な不定愁訴に繋がる)

リーキーガットの症状は本当に千差万別、、あらゆる不調の原因に繋がっています

その症候、リーキーガットの詳しい原因については澤登先生の書籍がおススメ

その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー
澤登雅一
ディスカヴァー・トゥエンティワン

 なんだか耳を塞ぎたくなりますが、

胃と腸の炎症から引き起される様々な影響を知っておくと何をするべきなのか?何に注意したら良いのか?

という改善策を立てるのに役立ちます 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする