分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

発達障害は治るのか?②~発達障害ともぐらたたき~

2017年04月30日 | 発達障害

生きづらさと向き合い、生きづらさ改善の為に、わたしはあらゆることをしてきているにも関わらず、発達障害ゆえの症状と思われるものは、一向に無くなりはしていないし相変わらず顔は出す

 

そのように前回書きました

 

これだけやっても、わたしが持っている沢山の症状は、無くならないんです…

 

決して無くならないんだけど、やらなければ、わたしは昔のひどい状態のままだったと思います

 

昔に比べると、確実にマシにはなっています

 

そんなわたしが、最近感じることがあります

 

生まれつき・先天的と言われる発達障害

 

発達障害のその症状と向き合って生きるわたしの生き様が、まるでもぐら叩きゲームをしているかのようだと…

 

そう感じることがよくあります

 

ゲームセンターでよく昔遊んだもぐらたたきゲーム知っています??

 

ランダムにモグラが穴から飛び出してきて、それをプレーヤがバッド(?)ハンマー(?)のような物を手に持って、そのバッドでモグラ叩いて退治をするゲームの、あれです

 

昔のわたしは、モグラ(発達障害の症状)が出てきても、対処の仕方も分からずに、ただひたすらにモグラと接触しないように避けて、モグラが飛び出てきたらもうパニック!

 

《痛いっ!ぶつかる!逃げなきゃー!

 

と、、一生懸命モグラに当たらないように、脇を逃げ回っていた感じです

 

何故モグラが出てくるのかも分からなかったし、いつ出てくる かも分からないモグラに、毎日恐怖でした

 

今は、バットを手に持ち、モグラが出てきたら、それを手に持っているバッドで頑張って「えいっ!!」叩き潰すって感じ…

 

もちろん、モグラが発達障害の症状で、バッドは発達障害の症状を軽減させるためにわたしが身に着けた技法たちのことを意味しています

 

でもね。。

 

モグラは相変わらず飛び出してくるんです

 

モグラ叩きゲームは終わらないんです

 

モグラが出てこなくなることは、たぶんないと思います…

 

モグラが出てくる頻度や、モグラの数は少し減ったということもあるかもしれない

 

けれど、わたしが脳器質障がい、発達障害というものをもし持って生まれてきているのならば、モグラ叩きのゲームのスイッチが永遠にオフになるということはどうやらないということを感じています

 

(発達障害は"完治する”と言うものではないから…

 

恐らく、わたしが生きている限り、死ぬまでモグラ叩きゲームのスイッチはオンなのです

 

スイッチがオフになる時は、きっとわたしが死ぬときかな

 

けれど、スイッチがオンだからと言って、モグラがいつも出てくるわけではない

 

状況や環境によって、モグラ叩きに忙しくなることもあるけれど、出てこない時だってある

 

スイッチはオフにはならないし、症状はなくならないけれども、、でも、今のわたしにはバッドという武器がある

 

この違いって、すごく大きいです

 

出てきたモグラが何が何だか分からずに、武器も持たずに恐怖と不安に追われ逃げ回っていた頃…

 

今は、自分はモグラ叩きゲームをしている!わたしはモグラ叩きをしなくてはいけない!!そんな自分の状態、自分の置かれている状況を、自分でしっかり把握しているし、

 

モグラを叩くアイテムだっていくつか持っているのです

 

時々、みんなと同じようになれない自分、モグラ叩きをしなくてはならないそんな生きづらい自分に嫌気がさし、自分に疲れてモグラを叩くのも嫌になってしまうようなこともあります

 

わたしもモグラ叩きをしなくていいようだったら、どんなに良かっただろうか…でも、そんな事を思っていたら、わたしの存在そのものを否定することになってしまいますもう生まれちゃったし

 

 

相変わらずわたしにはまだ人が怖いという感情は湧いて出るし、

パニックになるし、

興味のない話題で人に話しかけられるのは苦手だし、何を話したらいいのか分からないないし、

そんな会話はやっぱり過剰に緊張するし、

人の顔色や言動に敏感だし、

すごく神経質だし、

多くのこと同時にするのは苦手だし、それを求められる環境にいると尋常でないストレスを感じるし、

自分が集中している時に何か邪魔が入ると本当にイライラするし、

気を付けていないと一点をジーッと見つめて無表情になるし、

気をつけていないと妄想と空想で頭の中で常に何か考え事でいっぱいになり、不注意が目立つ し、、、

 

 

と、まだまだ書ききれないくらい、沢山のモグラが出てきて、そのモグラをいつも頑張って叩いている

 

自分に合った環境に身を置けるようになれば、もっとモグラが顔を出す回数は減ると思います

 

発達障害は凸凹障害です

 

自分の凸の部分を最大に活かせる環境、活かす環境にあえて身を置き、凹が出やすい環境からは徹底して身を遠ざけること

 

自分に合った世界で生きることは、発達障害という特性をもって生まれてきた人たちが、自分の力で自立して幸せに生きる為の絶対条件だと思います

 

自分の凹が出やすい環境にいては、いくらバッドを持って挑んでも、モグラは必ずしょっちゅう顔を出すからです

 

モグラ叩きに必死になり、もがいていては、いくら何でもプレーヤだって心底疲れてしまいます

 

モグラ叩きを極力しないで済むような環境に身を置くこと、自分にあった環境設定を自分で選択し、変えていくことは本当に大切なことです

 

発達障害は決して”治らない”かもしれない

 

治らない…、治らないから何もしないのか?

 

治りはしないが、定説な取り組みで改善の余地は大きくある

 

だからこそわたしは取り組んでいるし、前回の記事でも書いた、生きづらさ軽減のためのこういった取り組みそのものが、今ではわたしの生きる道、人生そのものになってしまいました

 

けれど、わたしの幸せの価値観や感覚は、少しみんなとはズレているから、、それはそれでよかったのかもしれません

 

この生きづらさ、症状をいかに出ないようにして、脳器質・発達障害というものを隣り合わせにおいて生きていくか?

 

これが今のわたしの人生のテーマです

 

生きづらさを感じて生きている人たちへ

 

生きづらさ、脳器質としてもってしまっている症状は、決してなくなりはしないかもしれない

 

けれど、何か行動を起こして、自分にあった環境設定を変えていくことで、大幅にその生きづらさを改善させていくことは可能です

 

だから生きづらさにどうか負けないでねって、、言いたいです

 

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発達障害は治るのか?

2017年04月29日 | 発達障害

発達障害は遺伝的要因が大きいと言われています

 

発達障害と診断を受けるほど症状が出ている人の場合、医師から診断を受けたに際に

 

「発達障害は治りません」

 

という言われ方して、絶望する人もなかにはいるかもしれません

 

もしくは自分で発達障害というものを調べ、「治らない」という内容が書かれたものを目にするひともいるでしょう

 

発達障害は確かに先天的なものであり、”治る”とかいうものではないのが事実だと思います

 

しかし、

 

《改善の道はある》

 

これが正解だとわたしは思います

 

自分の生きづらさの原因が分からず、みんなとあまりに違う自分にわたしはずっと苦しみました

(いきなりわたしの話になり恐縮ですが

 

生きる意味も分からなかったし、みんなのように”楽しい”とわたしが感じるためには、一体わたしは何をすればよいのか?

一体何をしたらわたしはそうなれるのか??

 

どうしたらみんなのようになれるのか?

 

そんなことばかりを考えて散々彷徨いましたが、結局のところ何をやっても私の求める”幸せ”が手に入ることは決してなかったし、長年苦しみ続けたと思います

(幸せを感じない…←これには、わたしの脳内におけるセロトンの働きが関係していたようです

 

そんなわたしが発達障害(アスペルガー)の概念を知ったことにより、わたしが長年苦しみ続けた、周りとの違和感の理由がようやく分かったような気がして、わたしの中でとても腑に落ちました

 

そうと分かったわたしは、発達障害の症状改善のために出来ることは小さなことからでも”やっていこう”と心に決め、分子整合栄養医学に基づく食事改善サプリメントの摂取身体づくり環境や生活習慣の見直しにせっせと取り組んできました

 

本当に苦しかったから、苦しみがバネになっていたと思います

 

身体づくりの為のサプリメントの大量摂取、運動や食事の見直しはもちろんのことですが、それだけでは不十分と言わざるを得ません

 

☆発達障害が代謝障害であるということを踏まえれば、体内に留まりやすい有害物質に対するデトックスの考慮

 

☆子どものころから生きずらさに悩み続けたせいで染みついた日常生活を送る上でのトラウマや癖、根深い劣等感を解消していく必要があり、恐怖や不安を軽減させるために効果が高いとされる認知行動療法と言われる技法の習得

(トラウマだけの問題ではなく、実際には心を作る脳の神経伝達物質の働きが不具合のせいで正しい物事の受け止め方や捉え方が”普通の人より歪んでしまいがちである”という理解も絶対必要です)

 

☆これらを長期的に無理なく続けるために自分に課したのが行動応用分析に基づく環境設定や習慣化の工夫

 

などなど。

 

上記で挙げたこれらは、生きづらさを改善させていくため取り組みのほんの一部細かく言えばもっともっとたくさんあります

 

こうした取り組みのお陰で、わたしはようやく自分の生きづらさと向き合えるようになってきたと思います

 

(今までは生きづらい自分に目を背け、楽しいことを求めて買い物依存に走ったり(笑)、とにかく普通になること、普通に見えるようにすることに必死になるも、スピリチュアルに救いを求めていたりね…

 

発達障害は決して治らないけれど、発達障害で苦しんでいる人、もしくは発達障害の概念は全然知らなくともとにかくなんか生きづらいと感じている人は、適切な取り組みをきちんと行うことで大きく改善していくことが出来る!!と私は声に出して言いたいです

 

それと同時に、”発達障害は決して治らない”ということも、痛いくらい痛感しているのも事実です

 

と言うのも、これだけ沢山の取り組みをしていても、わたしはやっぱり”普通にはなれない”しアスペルガーっぽい考えや症状は相変わらずだからです

 

これだけたくさんのことをして、生きづらさと向き合い、改善の為にあらゆることを、わたしなりに頑張ってきたと自分でも思っています

 

そのおかげで、昔に比べて心も身体も本当に本当に元気になり、人生に対する絶望感や孤独に対する情緒不安定の波をあまり感じなくなってきました

 

それにも関わらず、こんなに心も身体も元気になったと感じているのにも関わらず、発達障害ゆえの症状と思われるものは、一向に無くなりはしていない、相変わらず顔は出すのです

 

つづく

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アスペルガーの特性とADHDの特性。症状が違えば対処も違う。

2017年04月28日 | 発達障害

仕事が続かない、仕事がつらいHSP、インディゴチルドレン・発達障害の人たち残業時の対応マニュアルについて

 

前回、前々回と、書いてきました

 

そのマニュアルの中で、ただでさえ通常の何倍ものストレスを抱えて仕事をしている彼らが、残業時に尋常でない怒りやパニックに陥ってしまう要因のひとつとして、


物事が予定通りに進まない

急な予定変更に無性に怒りを覚える

 

というようなことがあると書いと思います(確か

 

自分の頭の中で想像していた、計画していた、イメージしていたことが、その通りに行かないことに…、規則性が乱されることに…

 

異常ではい程の怒りが湧いてくるのです

 

つまり、時間割や自分の中での決まり事やこだわりといった、そういったルールにのっとって物事を進めるということに、安心と快感をとても覚えます

(あくまでルールは自分中心なものに限るけど、、だってインディゴチルドレンたちは世のルールが大っ嫌いで、理解出来ないと思っているから、あくまで自分のルール

 

なので、前回紹介した、徹底された行動やルールの細分化を、変わり者の所以がつくHSPやインディゴチルドレン・発達障害人たちは、実のところ難なく(むしろ楽しく)取り入れていける人が多いのです

 

がっつ!!しかし!!!

 

これはアスペルガー傾向の比較的強い人に言えることです(グレーゾーンも含む)

 

発達障害と言われる概念には、アスペルガー自閉症、ADHDなどと、同じ発達障害のくくりでも症状の出方や度合いによって、現れ方はやその特性は人それぞれです

 

同じ発達障害のくくりでも(いくらスペクトラム(連続性)に症状が現れると言えど)アスペとADHDの症状の出方はやはり全然違います


これは、対応策も変わってくるということです

 

自分の中の決まり事が大好きで、その決まり通りに物事が進むことに快感を覚える傾向が強いのがアスペルガー

(さらに、強迫観念症気質も併せ持つ人が多いので、その自分で決めたルールを壊すことの恐怖や、それが崩してしまうのではないか?それが崩れたらどうしよう??という、不安も同時に感じています)

 

けれど、これは悪いことではありません

 

←状況次第では、この恐怖や不安が、自分にとって良い行動の習慣化させていくのに大いに役立つものなのです

 

例えば、

《〇〇時までにはベッドに入り〇〇時までには起きる》

といった、良い習慣だけをルールの中に組み込んでしまえば、その決まりを崩すことに恐怖や不安、怒りを覚えるので、せっせと取りつかれたように(笑)取り組みます

 

その結果、早寝早起きという良い行動習慣を身に着けることが比較的苦なく出来てしまうのです

 

”臨機応変さに乏しい” ””規則性を好む” ”恐怖や強迫観念が強い” などといったアスペならではの症状が、良い方向に働いている例です

 

その一方で、細分化された細かなルールにのっとることが苦手なのがADHD(多動・衝動・不注意。混合など)であるともいえます

 

多動性の強いADHDの場合、興味があちこち飛ぶので、決まりきったルールや行動に沿って動くことにすぐに飽きてしまい、何事も長続きしません

 

お気楽さあいまって、何かと(よく言えばプラス思考)自分にとって良いように解釈し、自分の行動を肯定化しようとするのが得意なようです

 

なので、多動性の強いADHDの場合は、細分化したルールや時間割からいかに逸れずに、ブレずに、、

 

それを徹底的して守っていけるか?

 

また、そうするための工夫が絶対に必要になります

 

その為には、達成を邪魔する要因を洗いざらい排除しておく必要が出てきます

 

 例えば、帰ったらすぐにお風呂に入ると決めているのに、帰ってテーブルの上に漫画本が置いてあるのを目にすると、ついつい漫画に手が伸び、、

 

漫画の中の洗濯物を干すシーンを見て、自分の家の洗濯物が溜まっていたのを思い出し、慌てて洗濯機のスイッチをオン!!

 

洗面所帰りに冷蔵庫によると、朝の食器がそのままシンクに洗わずに置いていたのを思い出し慌てて食器洗い!!!

 

そうこうするうちに、寝ると決めていた時間を過ぎていた!!

 

毎日がこんなことになり兼ねません

 

そんなときは、さらに細かく行動を細分化して、小さなことから(確実に出来ることから)行動をルール化してあげる工夫を取り入れたりします

 

例えば、漫画本は全て実家において、帰宅後に漫画本に絶対に手が届かない、見れる環境を作らないようにしてしまうなど。。

 

このように、同じ発達障害でも実際にはADHDやアスペルガーでは少し傾向が違うことからも、個人の特徴に合わせて環境設定をしていかなくてはなりません

 

アスペのは効くけど、ADHDにはADHDに合った対策を取る必要があるんです

 

(ADHDには、アスペによく見られがちな、被害者意識は比較的低く、お気楽なところはまあ長所でもあり短所でもあるかもしれません)

 

 

本人に相当変わりたい、変えたい、という欲求がない限り、興味があちこち飛びやすいADHDが対応策に自ら乗り出すことはあまりないのかもしれません

 

(興味があちこちとび、じっとしていられないADHDには、こういったルール化、細分化はなかなかの至難の業と言えるから相当な気合と根性が必要になってくるので、本人の変わりたり度合い、意思がどれだけあるか?が、効果に少なからず影響を及ぼすはずです

 

だからこそ、さらに細かく、出来ることからスモールステップで積み上げていくしかありません

 

そうでない限り、これも違った、これもまた違った、わたしには向いていなかった、わたしには必要なかった、と、、。。

 

延々とそれの繰り返しになってしまいます

 

始めはやる気マンマンなんだけどね…目移りも早いのよね

(わたしも多動が少し入っているのでそのことを重々自覚するように意識して気を付けています

 

まあそもそも、本人が何も問題だと思っていないのであれば、ADHDでもアスペルガーでも自閉症でも、楽しく生きているのなら、それが一番幸せなことなのだと思います

 

原因や詳細がイマイチはっきり解明されない脳器質障がい。。

 

まだまだ正しい脳器質障がいの認知が低いのが現状です

 

HSP・インディゴチルドレン・発達障害人たち。。

 

いろいろな症状や特性が、本当に人それぞれで一人一人違う

 

まずは自分を知ることって大切です

 

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HSP(highlysensitiveperson)・インディゴチルドレン・発達障害人の為の残業時対応マニュアル②

2017年04月27日 | 心・メンタル

HSP(highlysensitiveperson)、インディゴチルドレン・発達障害人たちの仕事、残業時の対応マニュアル

 

第二は

 

残業になってしまったときの、その日その後の日程をあらかじめ決めておく!!

 

です!

例えば、

 

●残業になった日は、夕飯は作らない、買うか、手抜きをして良い

(どこどこのあれ(好物)を買って食べると決めておくのも良い


●残業をした日にだけ、特別に自分に許可する何かを決めておく

(大好きなスイーツ、高級エステ、マッサージ、映画鑑賞、)←普段は極力我慢をするものが基本、そして出来るだけ残業をしたその日にすぐ出来ることの方が良い


※ポイント※

次の週末に旅行に行く、という数日後のご褒美よりも、残業を終わった帰りにマッサージ、帰りに大好きなあのお店のスイーツを食べて帰る、とか、すぐに頑張ったご褒美が与えられる方が効果的です

残業をした時にしか自分に許可していない”特別なこと”を、残業したことでその日に、出来るだけ残業が終わった直後に解禁させてあげる!!

ここがポイントです

 

●残業した日が分かるように手帳にシールを貼り、5個シールが貼られたらとちょっと贅沢なご褒美を自分に与える

(5個シールが貼れたら次の有給休暇には海外旅行に行くとかね


※ポイント※

ここでは残業直後のご褒美ではなくても良い、それよりも、残業直後に与えるご褒美よりも少しビックなご褒美を用意しておくこと!例えば、残業直後のご褒美は仕事終わりに寄れる近所の5千円のマッサージ店だけれど、ここでのご褒美は、月末にお給料が入った時、ホテルのリラクゼーションエステの1万円コースに予約とか


●残業して帰りが遅い時は、帰ったあとの自分の行動を細かくルール化して決めておく

(帰ったらすぐお風呂、お風呂は20分以内で、髪を乾かしたら次に食事、すぐ歯磨き、食器洗い……ベットにすぐ入る。。と、行動パターンを決めておく)

 

といった具合に、残業になってしまった日のその日その後の予定を細かく決めておくのです

 

これら①や②を、残業時の対応マニュアル化として頭の中に入れて、スケジュール化しておくと、残業になってしまい、予定が狂って怒りと不安と恐怖でパニック~~

 

となってしまった時に、、

 

(今日は残業、わたしの気分はサイテーサイアク、、


イライラするし、今わたしは怒りをすっごく感じているみたい、、怒りの感情が湧いているんだな


それは予定が狂ったこともあるし、わたしの脳がまた暴走しているみたい、、わたしの脳は人の何倍も暴走しやすいんだった。。


またいつもの癖で神経質に仕事をし過ぎているかもしれないから、みんなの真似をしてもう少しリラックスしてみよう


それに、残業になってしまったけけど、残業したから今日は大好きな〇〇を食べれる シールがまた一個貼れる 帰りが遅くなってしまうだろうけど、帰った後の行動はパターンBで行けばいい


本当に無理になったらお願いして早く帰らせもらおう)

 

と、自分の感情や物事の捉え方を一歩上からの目線で冷静に捉えられる時間を持つことが出来るようになり、他人と比較した自分のストレス耐久の低さ、自分の特性を今一度思い出すことが出来ます

 

そうすうことで、意味不明なパニックと怒りだけに飲み込まれなくて済むようになっていきます(大半の人は感情に呑まれ、制御不能な状態になります。脳に問題があれば尚更に…)

 

細分化された次の行動のルールがすぐに頭で提示されるようになるので、不安や恐怖をそこまで感じずに済むし、ご褒美も与えられるという快楽を得られます

 

そうすることで、次に取るべき自分の行動が自ずと見えているので、自然と行動に移りやすくもなり、パニックと怒りだけに意識が向かなくなります

 

 ←これ、他の人が聞くと細かく行動が決められていてあり得ない!!と突っこみが入りそうなものですが、予定が変わり、予定が計画通りにいかなくなった時に異常な怒りが湧いてくる人にたちにとっては、とても”安心出来る自分なりのルール””!!となってくれるのです

 

ひとつ覚えていて欲しいのは、脳構造の仕組みがもともとそうさせているので、怒りやパニックは決してなくならない!!ということです

 

”無くなる”ということはないので、それに上手く対応できる術を、その際の対応を細かく決めておくことが大切になるのです

 

この第二のマニュアルは主に応用行動分析学と呼ばれる、人間の行動を科学的に分析して、行動面から結果と現状をを変えていく!!という学問に基づくものです

 (詳しくは応用行動分析家の奥田健次先生の書籍が大変勉強になるのでおススメです)

 

前回紹介した、対応マニュアル①では、認知行動療法という、考え方の癖や物事の捉え方を変えていく技法を取り入れます

 

みんなが当たり前に出来ることが出来ない、みんながストレスとも思わないようなことがストレスになってしょうがない、

 

そんな社会不適合者で適応障害で、とにかく仕事、職場がつらいHSP、インディゴチルドレン・発達障害人たちは、ただやみくもに仕事・残業という恐怖と戦っても、ストレスとパニックは増大するばかりです

 

こういった認知行動療法や、応用行動分析学に基づいた現実的なアプローチを実生活の中に組み込み、活用していき、訓練と練習を重ねることで、そうすることでようやく残業時のストレスやパニックを軽減(だいぶマシに)させていくことが出来るようになるのです

 

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HSP・インディゴチルドレン・発達障害人の為の残業時対応マニュアル①

2017年04月26日 | 心・メンタル

HSP・インディゴチルドレン・発達障害人たちの残業時の対応マニュアル

 

残業時の対応マニュアルなんていうとちょっと大袈裟で笑ってしまうかもしれませんが

 

社会・会社に馴染めない、生きづらいHSP、インディゴチルドレンたちには必須なものです

 

残業時に、どうしようもないほど膨大なストレスがのしかかって、対処の仕様がない、どうしたら良いのか分からない

 

そんなふうに感じているHSP・インディゴチルドレン・発達障害人たちは多いはずです

 

(残業!!となった時、尋常じゃないストレスが襲い掛かることは本人が一番よく分かっているはずtsura-i)

 

マニュアルは個人のその状況にもよるとは思うので、自分で自分の状況に合ったものをカスタマイズしていけるようになるのが理想です

 

ここではみんなが共通して使えるものを一例としてご紹介しますので、自分なりにカスタマイズして試してみて下さい

 

まず、

 

自分のストレス耐久のなさを自覚!!そのことを脳に刷り込ませる!!

 

細かく言えば、

●自分は他の人と違って、過敏になりやすく、神経質に仕事をし過ぎていること

●自分が過剰責任や重圧を抱えて仕事をしているということ

●真面目すぎに仕事をしていようが、少し手を抜いていようが、他人は全然あなたをみていないし、他人がそれに気づくことはないということ

 

この対処法としては、

もう少し手を抜くことを覚える

過剰に頑張り過ぎている(気持ちの面でも業務内容においても)と自分に何度も何度も言い聞かせ、そこまでやらなくていい、そこまで深刻壁にならなくても良いと言うことをひたすら脳に刷り込みながら仕事をする

(試しに手を少し抜いて、(手を抜くというか、肩の力を抜いて、”リラックス”して。。という意味に近い)周りが気が付くか試してみればいい)

周りは自分が思うほど、考えているほどには、”たいして考えていない” だから、自分だけ何事にもクヨクヨしたりイライラしたりするだけ無駄 周りのお気楽さを自分も真似して積極的に取り入れてみる

←自分がいつも勝手に妄想を膨らまして、物語を進展させてはいないか?と、常に自分に問いかける

(勝手な妄想が始ったら強制的にストップ!!)

※HSP、インディゴチルドレン・発達障害人たちの一部はとっても創造力が豊か、その為妄想が膨らみすぎてしまいがち。

これは良い時には楽しい妄想が出来て楽しいけれど、反対の時はマイナスでしかないから要注意です

(まだ何も起きていないのに、先の先まで読んで空想して頭の中で物語が勝手に進んでいってしまうのです)


これらの対処法を意識的に毎日心掛け、地道に練習していくしかありません

 

よく、発達障害の事が書かれた本に、発達障害の特徴(特にアスペルガー)として、物事や相手の言った言葉の裏が読めずに、言葉のそのままを受け取ってしまうとか、想像するのが苦手とかって書かれていますが

この症状の書き方はやめて欲しいと心から思うわたしです

なぜなら、一部の人は、この症状とはまったく正反対にあらわれることだってあるからです

 

例えば、”足元に気を付けてね”と言われ、あるアスペからすると、これを言われても何がなんだか分からない

 ”床が滑るから転ばないように足元に注意して歩いてね”と言えば理解出来る


また別のあるアスペは、何故あの時あのタイミングで、わたしに向かって”足元に気を付けてね”と言ったのだろう?それはわたしがあの時・・〇|*+×△、、、だったからかしら?それとも、、、。。だったから?どうしよう、まずかったかな?? と、、やたらと話を深読みして、想像して、、

整理が追い付かない…なんていうことになっているのです

 

こういった当人の内面で起きてるという問題が、周りからは決して気付かれない(ましてや本人すらも気付かない)隠れアスペ、グレーゾーンアスペ、HSP、果てはインディゴチルドレンたちの苦悩へと繋がっているのが現状です

 

決して発達障害だとは診断をされない、診断を受けられない、気付かれない、、

 

行き場のない生きづらい難民たちの完成です(そうしてほとんどの人が、大半の人が、自分の生きずらさが何が何だか原因も分からないから、二次障害で適応障害や鬱や精神疾患こんにちわ~…となります)

 

さて、話がそれてしまいました

 

まず第一にやるべき対処、残業時対応マニュアルの始めの一歩は、自分のそういった特徴を自覚して、残業でストレスが襲い掛かった時にはこういったことを逐一思い出して、頭の中で連呼する必要があります

 

これはすぐには効果がないように思えますが、この積み重ねが必ず生きてきます!!

 

どれだけ意識的にこのことを思い出して、実行していけるか!!がポイントです

 

忍耐強く頭に叩き込み、その都度その都度、地道に脳に刷り込んでいく必要があるのです

 

では、次!!

 

マニュアルの第二は

 

残業になってしまったときの、その日その後の日程をあらかじめ決めておく!!

 

です

 

詳細、具体策について、、続きは次回です

 

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