前回の記事、SIBO(シーボ)!わたしのセルフ治療のその後とパン食とDPPⅣからつづき
今日は子どものころから腸のトラブルを抱えている人には、前回のリファキシミン系薬と共にちょっと試す価値ありな方法
過敏性腸症候群のような慢性的な下痢や便秘に長年悩んでいるという人は、
別の方法、グルタミンやマグネシウムで試してみるという話題
たとえば長年の便秘に悩まされるいる人はヨーグルト・乳酸菌とか食物繊維を増やすとか…
そんなことはとっくの昔に試しているし、でもそんなんじゃ全然効果なかった
って感じている人も多いのではなかろうか…
なぜ便秘、または下痢を抱えているのか…
その原因を突き止めることが出来れば一番良いのでしょうが
(取り敢えず出来そうなことは片っ端から試したい。。)
という人におススメなのが(笑)、
マグネシウムとグルテタミン酸です
グルタミン酸には便の水分を吸収してくれるし、
マグネシウムは逆に便に水分を含ませてくれる作用があるため、
慢性的な下痢の人はグルタミン酸を
慢性的な便秘の人はマグネシウムを
それぞれ数週間からまず試してみて、効果があればあっぱれです
マグネシウムは市販の便秘薬のほとんどの中に酸化マグネシウムが含まれていることからも、
便を柔らかくして排出するという効果が期待出来ます
グルタミン酸はGABAという精神を安静にする神経伝達物質の前駆体としても有名で、
多動ADHDの人たちの間ではよく知られているアミノ酸のひとつ
しかし、それぞれに少し知っておきたポイントもあって、
◆便秘解消の効果を期待してマグネシウムを取り入れる時は酸化マグネシウムではなくキレートされたタイプ(または液体タイプ)を選ぶ(腎臓が健康な人
)
◆下痢を止めることを期待して飲むグルタミン酸の場合は、グルタミン酸摂取によって興奮が強くなる(感情の起伏が激しくなる、落ち着き・集中力がなくなど)症状が出てしまう人が中にはいる
マグネシウムで言えばにがりとして取り入れる人もいるかもしれませんが、
ナトリウム量とマグネシウム量の含有量がメーカーによって結構違ったりするので裏チェックも忘れないようにしたい
わたしの場合は、その辺で買ったにがりでは全然効果があまりないんだけど、
吸収率高めのマグネシウムを飲むと便秘で悩むことはまあ無くなり、子どものころから便秘だったわたし的には分子栄養学を知って一番の恩恵と言っても良いかも