分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

子供の不登校問題についてわたしの思う事⑤

2017年01月31日 | 心・メンタル

 ”社会で自立して生きていくことは大変”だと分かっている人にしか分からないことがきっとある…

 

今日は子供の不登校問題についてわたしの思う事、⑤回目です

①から読んでね

 

吉濱ツトムさんは、自身が重度のアスペルガーで、それが原因で学生時代にバイトを10回もクビになり、ニート暮らしの末に父親に勘当を言い渡され実家を追い出され、知人宅、ネットカフェで寝泊まり、野宿をして過ごしたこともあるとか…

 

ふつうに社会で働けないことで常に生活の不安、お金の不安があったと本の中でも語っています

詳しくはアルペルガーとして楽しく生きるを読んでね

 

奥田先生は、義理の父親からひどい虐待を受け、次第に家出、万引きを繰り返し… 中学ではいじめにあい不登校に。その後恩師との出会いをきっかけに高校退学を思いとどまり必死で勉強に明け暮れる

 

週7日働き自分で学費を稼ぎ、一日の睡眠は2~4時間、それ以外の時間は必至で勉強、勉強、勉強の繰り替えし、そうして大学院まで卒業された方です

(詳しくはマンガ奥田健次の出張カウンセリングの中の~奥田健次物語~を読んでね

 

ちなみに本の中でも少し書かれていますが、奥田先生もご自身が発達障害のひとつであるトゥレット障害であることを告白しています(ビートたけしさん、石原慎太郎さんも同じトゥレットと言われています)

 

また、子供の頃に死ぬほど殴られて育ったせいか、人を恐れない学生で、大御所の名だたる先生方に学会で真っ向から反論を仕掛け、論戦してきた…と奥田先生は語っています

 

吉濱さんは親に家を追い出されなければ、今でもニートか犯罪者かホームレスだっただろう…と言っています

 

お2人とも自身の壮絶な過去を乗り越え、自分の人生をご自身の手で必死で切り開いてきた方です

 

そんな経験を乗り越えてきた人にしかわからないことがきっとあります

 

なにもわかっていない、なにも考えていない人が、「今は自由様子を見てにさせましょう」なんて、軽々しく言ってはいけないのです

 

少し前のわたしもその考えに賛同しただろうから…反省しております

 

社会で生きていくのは大変です

 

生きづらさ、障害を抱えた人であればその困難さはさらに大きなものになります

 

高校を卒業し、大っ嫌いだった”学校”というものからようやく解放されたと思っていたわたしは、社会に出てもわたしの心は何一つ変わらない…と気付き…

 

ただ学校の延長戦に社会(会社・職場)というところがあるだけだったのかと、絶望したものです 

 

わたし自身、どうして仕事が続かないのか?どうしてただただ会社に居るだけなのに辛くなるのか?自分で自分のことが分からず、本当に訳が分かりませんでした

 

同じ職場に居続けることが出来なくて、何度も何度も転職を繰り返し、そんな自分が悲しくて悔しくて、どれだけ仕事帰りに一人で泣きながら帰ったことか分かりません

 

誰かに話せばただの甘えだと思われる…、きっと理解なんてされないことも分かっていました

 

人目をやたらと気にするわたしは、絶対にそんな風われる訳にはいかなかったんです(ここでもグレーゾーンアスぺルガー的な症状が顔を出しています笑)

 

子供の頃から、もっと早くに奥田先生や吉濱さんのような的確なアドバイスをくれる指導者の存在が近くに居れば、一人で必死に試行錯誤して戦わずに済んだかもしれません

 

わたしと同じように生きづらさで悩む人は大勢いると思います

 

そんな人たちは学校で、社会で、職場という環境で、生きづらさを抱えながらも必死で生きていると思います

 

そんな人にはわかると思うのですが、一度折れてしまったら、もう一度立つ勇気を持つことはなかなか大変です

 

折れてしまった方がその時は楽だから

 

時間がたてばたつほど回復には時間がかかるものです

 

だから、一刻も早い方が良いのです

 

子供ならなおさらです

 

そして、子供の場合は特に、その責任は親やその周りの大人たちということになるのでしょう

 

ニート、フリーター、引きこもりという言葉がよく騒がれるようになり、社会問題にまでなっていると思います

 

働かなくても食べていけるということが大きいとは言え、その糸の基を辿れば、そこには子供の不登校問題の延長線上にそれらがあるということは否めない

 

子供が自ら”学校に行く”という行為を楽しむことがまずは出来るように、周りが、大人が、早いうちから工夫していってあげること

 

子供のうちから成功体験を沢山沢山積ませて、その子の自尊心、自己固定感を沢山沢山高めていってあげること

 

社会で生きていけるように、その術を身につけさせてあげること

 

これって、とってもとっても大切なことなんだ…と、つくづく感じる今日この頃です

 

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糖質制限中のおつまみ

2017年01月28日 | ご飯

大豆の水煮で作る濃厚パテ

大豆だから、ベジタリアン、ヴィーガンにもおすすめ

 

がっつり肉食なわたしは、本当は豚レバー鶏レバーで作っても良いのだけれど、大豆の水煮で作る方が明らかに楽ちんだしすぐ出来る

 

面倒くさがりでズボラなわたしには…動物性パテより大豆パテを作る頻度の方が必然的に上がります

 

以前、低糖質あんこを求めて、大豆の水煮で挑戦しましたが、それのおかずヴァージョン的な…お酒のおつまみにも、パーティーの一品メニューにもぴったりな大豆パテです

 

好きな野菜、ニンニクを炒めて、大豆水煮を投入し、好きに味付け

後はそれをミキサーにかけるだけ

 

今回もよくスーパーで見かけるこの大豆水煮を使用ビーンズキッチン様々です塩こんぶで有名な、あのフジッコの製品です

 

(ちなみに家にはフードプロセッサーがないので、豆乳と水を加えミキサーでガーッとしてから、電子レンジでお好みの堅さになるまで水分を飛ばしています)

 

今回作ったパテの材料の野菜は、

エノキ、玉ねぎ、にんにく

※これをオリーブオイルで炒めて、大豆水煮を加えます そこへ茅乃舎の野菜だし、郡司さんの玄米味噌、ピーナツバター、醤油と塩少々を加え軽く煮詰めました(味付けはお好みで調整しながら

 

※をミキサーにうつし、青じそ、ブラックペッパーを加え(わたしは水分も)スイッチオン

 

柔らかかったら電子レンジで水分を飛ばすと濃厚パテになります

 

とっても簡単

 

ここでフランスパンの登場と行きたいところですが、小麦粉はNG

 

糖質制限的にも、健康面的にも、わたしの脳と腸のためにも、小麦は積極的に食べるものではありません~

 

ということで、サクサクフランスパンの代用は油揚げを使います

 

フライパンで焼くとカリカリサクサクになるので、この油揚げにつけて食べましょう

 

糖質制限の素晴らしいところは、アルコール(種類を選べば)OKなところだと思います

 

一時期、キッチンに常備された芋焼酎を休みの日の朝から飲みたくなるほどアル中の一歩手前だったわたしも、今ではほとんど飲まなくなりましたが

 

けれども、相変わらずお酒に合うおつまみを食べるのは大好きで、常に美味しくて簡単おつまみレシピ模索中です

 

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子供の不登校問題についてわたしの思う事③

2017年01月27日 | 心・メンタル

「子供の不登校を良しとするな」

 

って、その通りだったんじゃん

 

と…、

 

長年に渡り想い続けていたわたしの不登校に関する考え方に変化が生じていきました

 

引き続き今日も、”子供の不登校問題についてわたしの思う事” の③です(から読んでね)

 

このようにしてわたしの心に変化が生じてきた訳ですが

 

今のわたしは、奥田先生や吉濱ツトムさんの言うように、学校に行きたがらない子供に何が何でも学校へ行かせるようにすると思います

 

(その方法は、泣いている子供のお尻を叩いてでも無理に行かせる!という方法では決してありません

子供が自ら学校へ行く!!という意思を持てるようにする方法がしっかりあるんです)

 

そして、それには ”学校へ行く” ということを、その子にとって意味のある行為にしてあげることが大切だ!ということを学びました

 

”行く" という、行為そのもの自体”に、目的と意味を持たせてあげるんです

 

子供の頃から学校嫌いだったわたしだからこそ言えることは、、なにも”学校という所を楽しい場所に変える必要はない”ということなのです

 

行くという行為に楽しみを持たせてあげるだけでいいのです

 

(恐らくですが、大抵の人は、学校という所を、その子にとって楽しい場所にいきなり変えようとあれやこれやと試行錯誤するかと思います

 行きたくなかった学校が、いきなり楽しい場所に転身するなんて…、相当”稀である”という認識を持っていなくてはいけません

 

もちろん、学校が楽しい場所になるに越したことはありませんが

 

興味が限局されていたり、雑談が好きではない、怠け者である、といったアスペルガー的な症状が強い子の場合は、いきなり学校を楽しい場所にかえるのは少し難しいかもしれません

 

ならば、学校を楽しい場にするよりも、まず先に”学校に行く”という行為自体に意味を持たせ、”学校に行く”ということを楽しませてあげる工夫が必要になるし、そうなるようにしてあげれば良いんです

(↑そうしないのは…、実は親の都合、大人たちの都合だったりしたり…しなかったり…ねっ…。

 

子供のやる気を引き出す!!ことが、きっと親や周りにいる大人たちの役目でもあると思います

 

その方法がまるでゲームのようにわくわくして楽しめるような内容だって、時に良いはずですし、モノやご褒美で釣ったって良いんです

 

(その為の沢山の方法はいずれ書きたいですが、奥田先生の本や、吉濱さんの本を是非沢山沢山読んで下さい

 

すると、子供は学校がたとえ楽しくなくとも、”学校に行く”ということに何らかの意味を持ち始め、自ら学校へ行くようになります(休日には大好きな◯◯に連れて行ってもらえるとかね)

 

そうなればしめたもの

 

 不思議なもので、(順序が少しふつうとは違うかもしれないけれど)そうこう繰り返しているうちに、学校生活の中でその子なりの楽しみが見つかっていったりすることもあるでしょう

 

学校には、勉強だけでなく、多くのことを学べる場でもあります(←少し前までのわたしがこの発言を聞いたら、鼻で笑って間違いなくケチをつけたことでしょう

 

学校は多くのことを学べる場

多くのことを学んだ場

 

今だからこそ、わたし自身がそう思えます

 

(軽い発達障害の症状が出ていたはずのわたしは)何とか学校でうまくやるために自分で工夫してやっていくしかなかったのだと思います

 

毎日毎日が工夫の連続でした

 

どうしたら大切な提出物を無くさないでいられるか?

提出期間を守れるか?

提出プリントをなくさないか?

忘れ物をしないか?

人前で緊張せずに話せるようになるか?

 

こんなことを毎日工夫して、わたしにとっての学校生活をマシにする術を自分自身で身につけていっていたのだと思います

 

この術を身につけるのに、わたしが家で本に没頭してたとしたら… 

自宅の庭で、一人でおままごとをして一人遊びに没頭していたとしたら… 

 

身に付いたでしょうか?

 

そう自答すればする程、学校に行かなければ決して身に付いていない!と、そう思うのです…

 

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子供の不登校問題についてわたしの思う事①

2017年01月24日 | 心・メンタル

”見には見えない《心》というものに原因を求めない”行動分析学というものを知ってから、わたしはいくつか奥田先生の本を読みました

 

奥田先生の考え方や、問題に対する対処の方法には毎度毎度驚かされるものばかり

 

幾度どなくわたしの頭はハンマーで後ろからいきなり殴られたような気分でした

 

それくらいビックリな考え、アイデアで問題行動の真相をつかみ、解決してしまうのです

 

 奥田先生の書かれた本を読む中で、奥田先生の考えに触れていく中で、わたしのなかであるひとつ変化がありました

 

その変化とは、前回のBlog記事でも書いた、子供の不登校問題に対する考え方についてです

 

奥田先生の、子供の不登校に関する考え方

 

わたしの尊敬する師匠とも呼べる、吉濱ツトムさん(発達障害専門カウンセラー)の子供の不登校問題に関する考え方

 

このお2人

両者の考えに相違はありません

 

お2人一致のその考え方とは、”子供の不登校を良しとするな”です

 

奥田先生は、本やBlogの中で子供の不登校は放っておけばおくほど悪化の一途を辿る、対処は一刻も早い方が良い!!と、しきりに仰っています

 

そうした考えのもと、多くの子供やそのご両親・ご家族に関わり、問題を解決してこられているのです(吉濱さんもです

 

その実績、解決方法は本当に素晴らしく、誰が見ても明らか ”なるほど!!凄い!!!!” の一言なのですが、両者一致のこの考え方に、実は私自身が納得がいっていませんでした

 

奥田先生や吉濱さんの素晴らしい実績や解決の方法うんぬんの話は置いておいて、、”学校に行きたくない”と言う子供に対して、何故そんなにまでして”学校に行く” ”行かせる”ということにこだわるのか??

 

わたしのなかで、つねにこの考え(というか、想い)が湧いて出てきてしまっていたからです

 

何を隠そうわたし自身、学校に行きたくなさ過ぎた張本人

 

”何故そこまでして学校に行かなきゃいけないの?”というわたしのなかの考え、疑問が、どのようにして変化していったのか??

 

このことについて次回から少し書いていきたいなと思っています

 

今現在お子さんの不登校問題で悩んでいる親御さん、またはそういった子供が近くにいる人が居たら、是非一つの考え方として一意見として

 

頭の隅にいれて読んで頂けたなら嬉しいなと思います

 
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子供の不登校問題

2017年01月23日 | 心・メンタル

ヒトの行動に隠された真相を見抜くプロ!!!だと、わたしが思っている奥田先生

 

行動分析家の奥田健次先生の話を以前からブログでも書いてきました

 

今日はその奥田先生の考え方について少し書いていきたいと思います

(過去記事はこちら) 

 

行動分析家である奥田先生は、人の行動の原因を、その人の《心》には決して求めません

 

子供がギャーギャー泣きわめく

ダイエットが長続きしない

すぐに弱音を吐く

子供が学校へ行かない

夫がギャンブルをやめられない

 

何故?? 

 

その、 何故?? の答えを、実態のない《心》というキーワードを基に探していくのではなく、そうさせている【外界の環境】に目を向けていくのです

 

よく分からない、実態のない《心》というものには焦点をあてず、”誰の目から見ても明らか!!” な、【外部環境】に焦点を当てて答えを探していくのが行動分析学!!という学問なのです

 

たとえば、子供の不登校問題

 

「子供が学校に行きたがらないんです…。。」

 

「登校をしぶりだした初めの頃は、一か月に数回休む程度でした…。今は登校できた日の方が少ないんです…。。」

 

(何故でしょう……??)

 

内気で繊細で優しすぎる子だから?

 

優しすぎる子には学校は刺激が強すぎる?? 

 

 

確かにそうなのかもしれません

 

けれども 行動分析学ではそれはドシカトしますよ

 

子供が学校に行きたがらない??

 

ならば、学校に行かなかった日のその子のお家での過ごし方は??

 

誰が見ても明らかなことを対象に行動からわかることに目を向けて見ていきましょう

 

学校に行かなければお家で好きなだけ本や漫画を読みたい放題 好きなTV番組やアニメだって見れちゃう

 

お昼には大っ嫌いな給食の塩もみキャベツを食べなくたっていいし あわよくば大好きなあのお店のハンバーガーに、デザートまで食べれちゃうこともある

 

好きな時にトイレに行けるし、好きな時に冷蔵庫を開けてジュースを飲めちゃう

 

 極め付け?それはやっぱり大好きなママといつでもおしゃべり出来て、ママを独り占め出来ちゃう

 

さて、これで子供は学校へ行きたがるでしょうか?

 

もともと学校が好きではない子が、学校を休んだ日のお家での過ごし方がこんな状態だったとしたら??

 

これらを上回るような魅力が、あまり行きたくないと思っている学校に出現する可能性は……。。相当低そうですよね

 

これなら大の大人だって、学校に行くより家に居たい

 

きっかけはどうあれ…  なるべくしてなった不登校

 

そんな風に言っても間違ってはいないかもしれません

 

子供の不登校問題。何も《心》だけに原因を求める必要はないのです

 

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