分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

学ぶなら新世代の認知行動療法!新世代が良い理由。

2019年02月27日 | 発達障害

認知行動療法をこれから学ぼうと考えている人に是非おススメしたいのは

”新世代”の認知行動療法

ということで前回から書いてきましたが、

 なぜ新世代の認知行動療法がおススメなのか?

 

その理由は、最先端である新世代の認知行動療法は、過去に臨床家たちの間で使われてきた様々な認知行動療法(数ある心理療法)の、

それぞれの問題点をカバーすることの出来る優れたプログラムになっているから

 

様々な形で発展してきた認知行動療法は、提唱者によって考え方や治療の進め方に相違があるのはもちろんのこと、

それぞれに欠点があり、

認知行動療法を試してもなかなか良くなって行かない人たちがいることが臨床家たちの悩みの種だったお手上げ~

 

そのため、

こっちを試してあっち

あっちを試しても効果がなかったから次はこっち

 

と、臨床家たちも患者と二人で数ある認知行動療法の中を行ったり来たりと…

右往左往しながら治療が進んでいったと(大袈裟に言えば)言るかと…

(これでは治療費もかかるわ、時間もかかるわで大変です

 

ところが、新世代の認知行動療法には、

”この患者にはどの認知行動療法が適切か?”ということにさほどこまねくことなく、

右往左往せずとも新世代の認知行動療法1本で良くなるケースが多々あったというわけです

 

これは、他のどの認知行動療法にも多少なりともみられたそれぞれの問題点を、

新世代の認知行動療法が大きくカバー出来ている何よりの現れです

 

例えるならば、

今まではクレジットカードとSuicaとキャッシュカードと…と、それぞれ別で持たねばならなかったカードが、

Suica機能とクレジットとキャッシュ(デビット)が全部一体になった画期的なカードが誕生したような?!

 

それぞれの認知行動療法が持っていた問題点や至らぬ点を大きくカバー出来る要素がふんだんに含まれているのが最新の認知行動療法なんです

なので、学ぶなら絶対最新の!!新世代の認知行動療法なんです

 

そんな画期的な新世代の認知行動療法があるというのに、

過去の認知行動療法、またはいつまでも古い認知行動療法を今になっても唱えている先生の書籍を(失礼?)わざわざ手に取り、

敢えて今から学ぶなんてことはまさにナンセンスでしょう

 

最先端の心理療法である新世代の認知行動療法がおススメな理由だけで長くなってしまったので、

おススメ書籍は次回

手始めに認知行動療法を自分でさっくりと学んでみたいという方におススメの書籍を一同にまとめます

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生きづらさや長期的なメンタル不調には認知行動療法

2019年02月26日 | 発達障害

認知行動療法を自分で学びたい

おススメの本を教えて欲しい

という、なんとも嬉しいご要望があったのでアップしておきます

 

 生きづらい人は絶対に認知行動療法を学ぶべき

とわたしは思っています

落ち込みやすかったり情緒の乱れが激しい人、万年うつっぽい人は絶対学んで損はない

 

もちろん認知行動療法で全てをカバーするのは無理です

認知行動療法でも効果がなかった

そんな人は、自分にとって信頼のおける人と一緒に認知行動療法を試してみるか、

栄養面や生活スタイル(生活環境)の状態も見直す必要があるかもしれません

 

栄養療法にしても認知行動療法にしても環境圧力にしても、

色々試してこそそれぞれの良さ・効果を最大限に引き出すことが出来、生きずらさやうつの軽減に繋げていけるのだと思います

全ての人にとって万能な健康法が存在しないのと同じように、

生きづらさ・うつなどのメンタル不調にも、これだけひとつやればOKというものは存在しないのかと…

 

いずれは通る道…

ならば身に付けるのは一日でも早いに越したことはありません

 

また、認知行動療法でも最新の認知行動療法を学ぶことを絶対におススメいたします

 

本屋さんや図書館にいっても、認知行動療法と書かれた書籍は五万とあり、

その中身も実に様々です

 

認知行動療法と一言でくくっても、行動療法よりのもから認知療法よりのものまで…

また行動活性重視のものまで…

内容がまるで異なります

 

16世紀のドイツを発症に…。

催眠や暗示などを用いた、まるでオカルトチックなことから始まり

フロイトやユングの精神分析の時代、スキナーの行動主義の時代、と。

 時代と共に様々な形で発展を遂げてきた心理療法ですが

最近注目されているのは最先端認知行動療法、新世代の認知行動療法です第三世代ともいう)

 

認知行動療法ならば間違いなく新世代を学ぶべき🤓📖

 

というわけで、

次回は最先端の新世代認知行動療法が良い理由と、

初心者向けおススメ書籍を一挙にご紹介したいと思います

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素人の私が感じるオーソモレキュラー療法、血液検査データの読みの難しさ…

2019年02月22日 | 身体・健康

前回からの続き

オーソモレキュラー療法。ドクターたちの知識の差…

 

オーソモレキュラー(分子整合栄養学)をちょっとかじったことがある人ならば、

決して一般的ではない栄養解析・血液検査データの読み方が非常に難しい(コツがいる)ことはご存知だと思います

 

だからこそお医者さん任せ

と、なってしまう人も多いと思うのですが、、、

実際、オーソモレキュラー療法を実施している病院のお医者でも、

考え方や対処に相違があることは頭に入れておいた方が良いかもしれません

 

たとえば、タンパク質の指標である総蛋白(TP)は

オーソモレキュラー的な理想値は7.5前後と言われています

 

ですが

自分の血液検査データのTPの数値が理想的な7.5という数値だからと言って、安心してはいられません

そこに*血液濃縮がないか?

*(朝起きて水分をあまり摂らないで採血したり、利尿作用のあるコーヒーやお茶を飲んでからの採血では身体が水分不足(身体が脱水状態)になっており、数値に影響が出る←数値が実際より高くなって出てしまう)

などによって検査データの読み方はだいぶ変わってきてしまうのです

 

もし仮にTPが6台と低すぎた場合、←(明らかなタンパク質不足)

お医者さんは高たんぱく食を奨めてくるかもしれませんが、

別の項目で胃酸不足や腸内環境の悪化を示唆する数値が見られたら、

高たんぱく食より何よりもまず腸内環境改善と胃酸分泌能力を高めることの方が大事かもしれません

 

ここがオーソモレキュラーを実施しているそれぞれのドクターの腕の見せ所になるのだと思います

 

知識が浅い先生は(わたしなんかに言われたかないだろうが(笑)

ここで血清アミラーゼ100、ペプシノーゲン70、、なんて数値が出ていたら…

消化力は胃酸は充分に足りているぞ

と読み解くかもしれません

(オーソモレキュラー的にアミラーゼ100とペプシノーゲン70は理想値に近い値なのです)

しかし、若干の胃炎などがあってもこれらの数値は上昇します

つまり、胃炎によって数値が上昇しているのなら、胃の調子は良いどころか…、あまり”よろしくない状態”ということになりますね…

 

実際、アミラーゼやペプシノーゲンⅠの数値が理想値を出している人でも、胃と腸の状態が極端に悪い人がいる

というのが最近わたしが安藤先生のセミナーで身に付けた新知識です

(安藤先生のセミナーは初心者でも分かりやすく、かつ、かなり丁寧でかな~りおススメです

安藤先生のセミナー👉3月からオンラインでも学べる分子整合栄養学初心者セミナー開校するそうなので、本格的に学びたい初心者の方必見です!!!

 安藤先生曰く、

むしろ、理想値の人の方が胃と腸の調子が悪いことが多いそうで…

(腹部膨満感やガスっ腹、IBSの症状だったり、胃痛がする人がすごく良い数値をしている)

これはつまりオーソモレキュラー的な(胃酸分泌などの)理想値のハードルの高さをも意味していることになります

 

わたしなんてまさに…アミラーゼ90!そこそこ良いように感じる値ですが。。。

明らかに90に見合わない…、90もしっかり出ているとは思えない消化力の低さです…

つまり胃炎や膵炎によってアミラーゼが良い数値しちゃっている典型です…トホホ…

 

これを知らずして、アミラーゼとペプシノーゲンが完璧な理想値

という一部分のデータだけに紛らわされてしまうと、血液検査データの読み間違いが起きてきてしまいます

 

つづく

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オーソモレキュラー療法。ドクターたちの知識の差…

2019年02月20日 | 身体・健康

オーソモレキュラーの勉強をしていてここ最近わたしがとても感じること

オーソモレキュラー療法的血液検査データ(栄養解析)をしている病院でも、

ドクターによって知識の差が結構あるということ

(”考え方の違い”とも捉える…)

 

これが、栄養療法を始めた人が栄養療法をしてもなかなか良くならずに、

オーソモレキュラー療法のドクターショッピングする(栄養療法をしているクリニックを転々とする)人がそこそこ多いことに繋がっているのでは?

と、感じるのです

(もしくは、栄養療法したけど”効果がない”と感じたり…)

 

じゃあそれって、そのドクターが悪かったのか?というと、決してそうではなく、

 全てドクターの言いなり、ドクターの言う事が全て、》

になるのではなく。。。

 

患者自身が自分で知識を積極的につけて、ドクターと対等に話しが出来る(とまではいかなくても)

不明点や、おかしいと思うところがあれば、目の前のドクターにどんどん質問出来るようにしておくのが望ましいと思います

 

知識がなければ、”おかしい”ことにすら気が付けないのです

 

”おかしいことに気付けない”ことにまず”気付くこと”

が、大事かもしれません…(←ややこしいって?

 

次回は、オーソモレキュラー的な血液検査データの読み方の《難しさについて、、

わたしなりに少しまとめておきたいと思います

 

血液検査データで明らかな亜鉛不足やマグネシウム不足が見られたから、

じゃあその栄養素をサプリメントで摂りましょう…

 

は、誰だって出来ますし、それでは栄養療法をしても良くなっていかないことが、

オーソモレキュラーを知れば知るほど分かってきます

 

 

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インディゴチルドレンやHSPの疲れやすさは食生活にも関係している

2019年02月19日 | 発達障害

胃と腸が弱いことで低血糖症になりやすいと言えるインディゴチルドレンやHSP

そして彼らの疲れやすさはただのミトコンドリアの機能不全と言える

と前回前々回で書いてきました

 

胃と腸が弱いインディゴチルドレンとHSPと低血糖症

インディゴチルドレン、HSPの”疲れやすさ”はただのミトコンドリア機能不全

 

ミトコンドリアでエネルギー産生を行うためには、酸素が必要不可欠

身体が酸欠状態にあると、ミトコンドリアでエネルギー産生が出来ずに前回でも書いたATPが十分に作られずに、

疲れやすい

ということになります

 

では、なぜ酸欠になるのか?

身体の中で酸素を運んでくれるのは赤血球です

赤血球といえば、血液検査の貧血指標のひとつとしてかなり有名でしょう

 

赤血球の数値が低い=貧血

というのは誰もが意識しているところではないでしょうか

 

赤血球とはヘモグロビンが沢山詰まっており、ヘモグロビンは酸素とくっつきます

鉄で構成されるヘモグロビンは鉄不足では当然減少し、酸素を運ぶことが出来ません

つまり、鉄不足=酸欠です

 

インディゴチルドレンやHSPは胃と腸が弱いことからタンパク質を無意識に避ける

ということでしたが、

動物性のお肉・赤身肉はミネラルやビタミンの宝庫です

 

植物性より圧倒的に多いのです

動物性タンパク質の摂取が少ないということは、鉄不足に関わってきます

 

ミトコンドリアが機能しなくなる要因のひとつなのです

 

とくに女性は月に1度は生理があるので、そこに動物性タンパク質不足が加わるとさらに鉄不足が進んでしまいます

さらに、糖質ばかりを食べる傾向にあるわけですが…、、糖質を分解するのにはビタミンB群が必要で、糖質過剰はビタミンBを大量に消費してしまう要因になってしまうのです

ミトコンドリアでのエネルギー産生回路を回すには酸素同様、ビタミンB群も必須ですから、糖質の分解にばかり消費されてはエネルギー産生回路を回す 分が足りなくなってしまいます

 

インディゴチルドレンやHSPたちは、

何を食べて暮らしているのか……

《食生活》によって、その”疲れやすさ”の度合いはだいぶ変わってくる

とも言えそうです

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