分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

糖質制限中に食べるお米、血糖値をゆっくり消化吸収する高アミロース米

2019年04月29日 | 身体・健康

昨日は最近流行りのお米の新品種の裏話をしました

 

冷めても美味しい

モチモチ食感の美味しいふっくらお米

は、残念なことに血糖値を急上昇させやすい

 

というわけで、

同じお米でも品種によってちょっと注意が必要

 

パンもそうだけど、ふわふわモチモチってなぜ美味しいのだろう??

そしてなぜ美味しいもの糖なのだろう?

と、ちょっとムカつくわたし

 

それでも昔の人はボソッバサッのパンやお米を有難く頂き、

栄養源を補給していたのでしょう…

今は誘惑が多すぎて多すぎて…

 

さて、

古代の人が食べたら目ん玉が飛びてしまいそうなそうなくらいきっと美味しいであろう現代のお米

糖代謝異常持ちのわたしは、そんな美味しいお米は特別な時のご褒美にとっておくのが無難

 

わたしと同じく、血糖調整に敏感な方におススメなお米

それはアミノペクチンが少なく、アミロースが高いお米ということになります

 

血糖値を急上昇させやすいアミノペクチンに比べて、

同じ”でんぷん”でもアミロースは血糖を緩やかに上昇させる構造をしていると言われています

 

この違いで一番分かりやすいのは、タイ米(インディカ米)

海外でお米を食べると、日本のお米と全然違う…と感じる人は多いと思います

 

このタイ米

一度でも食べたことがある人はご存知の通り、インディカ米は日本のお米(ジャポニカ米)と違ってパサパサ、サラサラしています

タイカレー・インドカレー・パエリア…などなど、日本の家庭で食べるもちっとしたお米とは少し違いますよね

 

わたしたちが普段食べているジャポニカ米は世界の生産量でいうとかなり低いようで、

お米を食べる文化のほとんどが日本とは違うパサパサしたお米(インディカ品種)を食べる習慣のようです

 

日本でも料理によって時にタイ米が食卓に上がるということもあるかもしれませんが、

毎日となると…。。

やはりもっちり、ふんわりとしたお米に慣れ親しんだわたしたちからすると、

(毎食インディカ米となるとちょっと…)と感じる方のほうがきっと多いはず

 

なにせ粘り気のないインディカ米ではおにぎりを作るのに一苦労しそう…(笑)🍙

 

多くのご家庭では”あきたこまち”などのこれまでのうるち米、

また最近登場した、さらに美味しさが追求された”ゆめぴりか”や”ミルキークイーン”などの高アミノペクチン米が食べられているのが一般的でしょうが

 

調べてみると日本でもアミノペクチンを低くした高アミロース米が開発されていたようで、

わたしが今最も気になっているお米です

 

もっちりふんわり米をお好む消費者が圧倒的に多い中で、

日本でのインディカ米の生産に挑戦している米農家さんがいることは驚きです

 

生産量が低いことや需要が低いせいなのか??

入手難易度はかなり高めでお手軽にAmazonや楽天で…といった取り扱いは調べて見た限りでは無さそうです

追記:よくよく調べてみたら楽天通販でも買えました

品種改良される前の昔からある日本のお米、

ササニシキやホシニシキなどはアミロースが高めで20%なので、こっちの方がまだ買いやすいかな??

(ちなみにミルキークイーンのアミロース含有量は10%程度)

 

いつの間にかわたしたち日本人は新品種のもっちりふんわり米を好むようになってしまったようですが、

昔の日本人にとっては高アミロース米(低アミロペクチン米)がごくごく一般的で、当たり前のように食べられていたお米なのです

 

アンチ糖質制限的にはよく、

「日本人は米民族なのだから米が一番日本人に合っているのだ」

と言われたりなんかもしますが

 

それならば、

こういった昔から食べられていたさっぱりとした高アミロース米を食べるのが一番ということになるでしょう

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冷めても美味しい”もちもち”米には要注意

2019年04月28日 | 身体・健康

以前、コンビニのおにぎりを食べて1時間のうちに血糖値が急上昇してしまったわたしの実験結果を、

しかとこのBlogでも書き記しておきましたが

これ👉血糖急上昇対決!コンビニVS自家製おにぎり

 

おにぎりは自宅で作るに越したことはない!!

ということがこの実験結果からわたしはよく分かりました


長らく糖質制限をしてきたことでわたしの米離れはなかなかのものでしたが、

わたしの消化力では限界があったようで…

消化の負担となるお肉や魚だけでお腹いっぱいにすることに無理が生じてしまった

 

というわけで消化に良いとされる代名詞?、お米の出番です

 

お米は身体に良い

日本人には米だ

これが一概に正しいとは決して言えないところがあると感じるわたしですが

それでも現在のわたしにとってはお米が助っ人的存在であることは間違いないです

 

そこで久しぶりにスーパーのお米コーナーに足を運ぶ機会が増えたこのごろ…

 

ゆめぴりか?

ミルキークイーン?

だて正夢?

つや姫?

両親が秋田の米農家出身ということもあって”あきたこまち”くらいしかピンとこないわたしにとって、

お米の種類がとても豊富なことに驚いている次第です

 

スーパーの価格表記の横にはそれぞれのお米の特徴が添えられていたのですが、

もっちり、冷めても美味しい、ふんわり

などと書かれているではありませんか

 

冷めても美味しくて、もちもちしているなんて、

つい手を出したくなってしまいます

 

がっ

ここで要注意です

 

日本人はモチモチとしたお米を好む傾向にありますが、

なぜモチモチとしたお米が美味しいのか…

それは甘くて脳が美味しいと感じるから

 

もちっとしたお米とパラパラぱさぱさのお米

その違いはでんぷんの構造にあるそうです

 

分かりやすくいうとお米お餅

 

お餅は美味しいです

そしてモチモチの塊です

だから餅?(笑)

 

このモチモチ感はアミロペクチンというでんぷんのおかげ…

お餅はアミロペクチン100%なのです

 

お米も同じようにアミロペクチン含有量が高いお米ほどもちっとした食感の甘いお米になるそうで…

生産者がこぞって敢えて!高アミロペクチンになるよう新品種の開発・改良にいそしんでいます

だってそっちの方が美味しくて売れるから

 

しかし、お察しのとおり、

昔は存在していなかった品種改良を加えたお米はアミロペクチンを高くした特殊なお米とも言える

もちっとして美味しのには裏がある…

 

悲しいことにこのお米、、血糖値を急上昇させやすい構造をしている

昔低GIダイエット流行りましたが、(私も長いこと低GIやっていました

 

まさにGI値でいうなら通常のお米(うるち米)に比べて高アミロペクチン米は高GI

血糖値を急上昇させやすい食品ということになります。。

 

コンビニおにぎりは買うな食うな

家で食べるお米の品種にも気を配れ

 

はぁあ…生きるって大変だ。。

ふつうの人はここまで気にする人はいないでしょう

わたしは脳脳構造上こだわりと強迫観念傾向が強いため

白か黒かで物事を決めたくなるたちということで悪しからず

 

しかし、たとえわたしのような面倒くさい女じゃなかっとしても、

 

コンビニで買って食べるおにぎりでも、

毎日自分で炊いて食べるお米でも、

友人宅にお呼ばれして食べるお米でも、

 

どれも一見すると同じお米であるにも関わらず、

そのお米には血糖値の上昇に違いがあるかもしれないということを知っておいて損はないと思います

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低血糖対策にココナッツウォーター

2019年04月26日 | 身体・健康

わたしが低血糖対策で飲んでいるココナッツウォーター

原材料ココナッツだけの無添加ココナッツウォーターを選ぶようにしてます

1本(180㎖)あたりの糖質は約10gくらい

これを3倍くらいに薄めて仕事中や外出でこまめに捕食を摂れない時の低血糖対策として、

自宅に帰宅するまでのエネルギー補給としてチビチビと飲んでいます

 

まさに飲む点滴

 

わたしの狂いに狂った血糖維持機能は、3年もかけてようやく糖新生が始まったこの頃…

とは言え、低血糖症ってやつは治るものでもないので

わたしは命ある限り一生”糖さん”とは浅く広くのお付き合い(笑)していかねばなりません

低血糖って…、完全に治ったという人はいないんじゃないかな…?多分一生、毎日の食事とかでコントロールして良好にしていく人がほとんどだと思う…

 

一時期はMCTオイルを入れたMCT水を持ち歩いていましたが、

油だから水筒洗うのが大変で…

ココナッツウォーターならマダマシ

 

しかもほんのりココナッツの甘さで美味しい

 

さらに、

糖新生が全く機能していないような、かなり重度の低血糖症の人はMCTオイルやアミノ酸を摂ったところで肝臓で糖が作れず、

結局は低血糖になります

(昔のわたしは完全にこのタイプでした…

 

そんな人には無添加のココナッツウォーターをそのままチビチビと飲むか、適度に薄めて飲むのがおススメです

ポイントは空腹になる前に

空腹を感じてからでは既に時遅し…です

 

その日はその後1日中、目の奥から頭の奥までが、ガンガンと響くようなひどい頭痛に悩まされ、

酷い時は夜眠れないほど

 

今でこそそんなひどい症状に悩まされることはまずありませんが、

血糖値の維持にはかなり気を使ってあげないと…わたしの場合はダメなのです

 

2~3倍に薄めたココナッツウォーターに”クエン酸パウダー”と、時には”にがり”まで入れて

完全オリジナル健康飲料を日々持ち歩いております

 

低血糖の人にはおススメです

 

わたしはこれ以外にもシンプルな水も持ち歩いて…

日々バッグが重重です…

 

女性ADHDは無駄に荷物が多いってよく言うけど、

わたしのは無駄じゃないからそれには当てはまらないと思っている

しかし

「バッグ何そんなに入ってんの??とよく会社で突っ込まれていた。。。。

 

私 「低血糖対策の食糧じゃ!!!」

 

わたしは無駄にバッグが大きくて荷物が多い人を見ると、、、、

(この人もADHDか??)と、つい観察してしまう…

 

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フコイダン、ヨウ素をお手軽に♪根昆布粉末

2019年04月24日 | 身体・健康

最近買ってみた、意外と使える根昆布粉末

根昆布の特徴はドロドロ?の粘り

 アカモク(ギバサ)やもずくなど

海藻に含まれるフコイダンがネバネバの正体です

 

根昆布の栄養素は食物繊維に加えてヨウ素カリウムが豊富

甲状腺ホルモンの検査をしたら、)(オーソモレキュラー的に)甲状腺ホルモンがやや低下気味だったということもあって、

カリウムも結構低下していたこともあって、、

カリウムやヨウ素のサプリメント単独摂取は絶対厳禁ということもあって、

フコイダン効能も嬉しい根昆布粉末はわたしにぴったりかも

 

この商品

根昆布をただ粉末にしただけの完全無添加、根昆布パウダーです

 

毎日ほんのちょびっと…

小匙1使うか使わないかくらいの量なので、かなり大容量で使い方に悩むところです

 

商品パッケージに記載された根昆布粉末の使い方には

味噌汁・スープ・ふりかけ・天婦羅・カレー・ハンバーグ…

かなり幅広っ

 

昆布水以外にもかなり活用法があるようです

 

ようはなんでも有り!!ってところなのでしょう

昆布の美味しい出汁風味と、昆布の海の塩っ気が多少効いていて、

思いのほか使えます

 

天婦羅の抹茶塩ならぬ昆布塩とは、よく考えたもんです

塩代わりに使うこともあるのですが

最近のわたしのお気に入りは根昆布粉末サラダ

キャベツやキュウリや青じそ、お好きな野菜と豆腐を混ぜて、

ゴマ油と根昆布粉末を加えて塩で味を整えるけ、和風サラダです

他にもたたきキュウリの和え物で、

刻んだ梅干しとキュウリを根昆布粉末で和えるだけ!

など、副菜の調味料としても活用出来ます

 

塩昆布キャベツってありますけど、

あの塩昆布にもアミノ酸なんちゃらって結構入っているので、ただの根昆布粉末のキャベツ和え(胡麻油・エゴマパウダー・塩)ってのも充分美味しいです

 

そして何と言っても梅昆布茶

市販の昆布茶は色々と余計なもの(?)が入っていますが、

わたしが飲んでいる自家製梅昆布茶は、この根昆布粉末に梅干しをいれてお湯を注ぐだけ

 

わたしはこれ結構好き

時間を置けばおくほど昆布のネバネバが増してドロネバになります

 

適度にヨウ素とカリウムが補給出来て、結構料理の幅が広がる根昆布粉末

おススメです

 

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アイハーブで買えるミセル化タイプのビタミンA

2019年04月23日 | 身体・健康

ビタミンAクリームが凄い!!

ということで前回レチノールクリームとハイドロキノン配合のメラケアフォルテの紹介をしました

 人生で最強に効果を実感!アイハーブで買える格安美容クリーム

 

これらクリームはお肌に直接塗って、

肌の細胞に働きかけターンオーバーを活性化させようという魂胆ですが

わたし自身レチノールクリームを使ってみて、かなりビタミンAの威力を見せつけられた感があります

 

このビタミンAという栄養素

アトピーお肌の乾燥に関係しているということもあって、

栄養療法好きな方なんかは、既にサプリメントで摂ったことがあるという方も多いかもしれません

 

ところが、、、

ビタミンAのサプリメントを飲んでもさほど効果を実感しない…

効いてんだか…効いてないんだか…いまいちよく分からん…

 

ということもままあるそうなのです

 

それには、胆汁酸の不足が絡んでいるのだとか

脂溶性ビタミンの吸収を助けるのは、肝臓で作られ胆のうから出てくる胆汁によって

肝臓機能が弱っていたりして胆汁不足がある人は、せっせっとビタミンAサプリメントを摂っても吸収効率が著しく悪いということになります

  

なんでも胆汁が出ることでビタミンAなどの脂溶性ビタミンは乳化(ミセル化)されるそうなのです

 

水と油は馴染みませんね?

 

カレーライスを食べたお皿は水ではなかなかピカピカにおちない

洗剤をつけることで、水だけでは落ちなかったお皿についた油の汚れが綺麗におちてくれる

この洗剤のような役目をしているのが胆汁🍛

 

お菓子を作る時も材料を良く乳化させて…と本でよく見かけますが、

しっかり乳化させることがきっと美味しく完成させるコツです

 

 身体ってのは良く出来ていて??

油のまままではいまいち吸収率が上がらないようなのです

だから胆汁ってやつで乳化して吸収効率を上げているご様子…

 

そしてなんとも有難いことに

胆汁があまり出ていないと思われる肝臓機能が頼りない人のためのビタミンAが存在しています

それがこちらの既に乳化されたタイプのビタミンA

アイハーブでかえるミセル化タイプのビタミンA

ミセライズビタミンAです

Kirkman Labs, Mycellized Vitamin A Liquid, 1 fl oz (30 ml)

液体ビタミンAで、スポイトで飲む(垂らす?)タイプ

 

1スポイトあたり約5000IU

1日に2~4回程度で1カ月もせずに無くなるペースです

(めっちゃ黄色で、誤って洋服にこぼすと悲惨です

 

ただ、ビタミンAとしてではなくカロテノイド

カロテノイドと言えば真っ先に思い浮かぶのはニンジン🐇

ニンジンとかに含まれているカロテノイドは体内でビタミンAに変換される!!

と言われてはおりますが、実際その変換効率は決して高くはないそうです…

 

なので、このアイハーブで買えるカークマン製品の効能は変換効率を考えると一抹の不安もありますが

 それでも胆汁不足で脂溶性ビタミンの吸収すらも上手くいっていないと思われるわたしはお値段もそんなに高くはないので気休めに試してます

 

ビタミンAは亜鉛とタッグを組んで働くので、

どちらか一方だけが不足、または一方だけ足りていても、上手く働けなかったりします

 

亜鉛・ビタミンAは皮膚や頭皮、粘膜にも非常に関わり

男性であればハゲ…

女性であれば肌荒れや髪の毛の艶…

どちらもアンチエイジングにとって欠かせない存在です

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