さいたま市島町にある瑠璃山薬王寺、通称「やくさま、薬師様」と呼ばれています。
すぐ近くなのに行ったことが無く、5/8は本薬師の日で御開帳があります。
今年2回目の御開帳、前回3/12の防ぎ薬師の時に初めて訪れた夫。
円空仏が沢山見られたそう、私も行きたかったな~
5/8は今年3回目で1時からの御開帳にあわせて、家から自転車で10~15分位か私もついて行く・・・
薬師寺の本堂、すでに扉は開かれて回向柱と結ばれています。
先に円空作の仏像を見に行ってみる。
5/8はお釈迦様の花飾りがありました。
八頭と筍が供えられ、屋根がさつきの花で飾られていました。
前日に信徒の方々が準備されたそうです。
お釈迦様が肩の方に右手を回している珍しい姿だそうです。
円空作の仏像群です。
さいたま市の指定文化財彫刻に指定されています。
円空は布教のために諸国遍歴の旅につき、この島町の薬王寺には29体所蔵しています。
ガラス越しですが、大小の優しい笑顔の仏像たちを座ってゆっくり拝見させていただきました。
どの仏像も微笑んでいるように見えるのが不思議。
この仏像の前で、偶然友人ご夫妻にばったり再会しました。
以前は良くランチしたり、一緒に出掛けたりしていた中でしたが、ここ数年お付き合いが途切れていたのでびっくり。
そういえば彼女仏像が大好きで木彫りで彫刻をしているとか、それで見に来ていたのです。
偶然の出会いが嬉しく、またお付き合いが復活したら嬉しいな!!
薬師堂の中には大きな鏡餅やお酒などが奉納されていました。
江戸時代には「島の薬師様」と呼ばれ、足立坂東4番の札所として信仰を集めてきました。
歴史を感じさせる数々の絵馬、年に6回しか開かれないので色がとっても綺麗に保存されています。
カメラでの撮影がOKなのが嬉しいですね、ストロボは発光させないで写しました。
2個のめの字が向かい合っている絵馬、目の病気平癒祈願の絵馬だそう。
虎の絵馬も多いな、祭られている薬師如来は寅年生まれだとか・・・
さいたま市に居住して40数年になるのに、近所にある歴史的建造物に初めて訪れました。
小さなお堂ですが見に行く価値がある薬師様でした。
次回は8月・9月、最後は12月8日に開かれるようです。