8/31 (金)
まだ続きがありました~
★世界遺産 ヴィースの巡礼教会を忘れていました。
最後の6泊目のホテルの近くですが、草原の中の教会「ヴィース巡礼教会」に寄りました。
「ヴィースの奇跡」
18世紀ヴィース教会に近いシュタインガーデンの修道院に「鞭打たれるキリスト」の像がもたらされました。
このキリスト像は血を流す姿があまりに悲惨だったので、飾られることなく修道院の屋根裏に8年も放置されたままになっていました。
それを見つけた農婦が哀れに思ってこの像を譲り受け、熱心に祈りを捧げ続けました。
すると、数ヵ月後の1738年6月、なんとキリストの像が涙を流し始めたのでした。
この奇跡に驚いた夫妻は、この像「鞭打たれるキリスト」を牧草地にあった小さな礼拝堂に安置しました。
この奇跡はまたたくまに広がって、やがて多くの人が巡礼してくるようになりました。
その後、この像を拝んだら病気が治ったという新たな奇跡話なども加わり、巡礼者が増えて小さな礼拝堂では手狭になってしまいました。
そこで新しく建設されたのが今の「ヴィース教会」です。
草原の中に立つ教会「ヴィース教会」です。 静かにたたずんでいました。
天気に恵まれていた旅行ですが、夕方になり小雨が降りはじめました。
「中に入って声を上げないように」と添乗員さんから事前に注意があった訳が分かりました。
白い装飾が目を引き、ハッとするような内装になっていました。
ストロボ禁止で撮影許可あり、でもその白い色合いが全く出ていなくて残念です。
天井絵も見事でした~
鞭打たれて血を流すキリスト像です。
ロココ様式の複雑な内装、大理石の柱なども目を引きました。
祭壇の向かい側、入口の上にあるパイプオルガンです。
教会を出て、裏側に回ってみました。
広い草原に建てられた「ヴィース教会」、中に入ってびっくりしたことが忘れられません。
左の小さな建物が旧礼拝堂。右奥が1757年に完成した今の教会です。
フュッセンのホテルに向かう途中で、白亜の城「ノイシュバンシュタイン城」が見えていました。
その城がこのツアーの最後の観光になります。
続きはまた~