花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

ドイツ旅行ー10 ヴィース教会編

2012-09-12 23:12:44 | 旅行

8/31 (金)

まだ続きがありました~

★世界遺産 ヴィースの巡礼教会を忘れていました。

最後の6泊目のホテルの近くですが、草原の中の教会「ヴィース巡礼教会」に寄りました。

 

「ヴィースの奇跡」 

18世紀ヴィース教会に近いシュタインガーデンの修道院に「鞭打たれるキリスト」の像がもたらされました。

このキリスト像は血を流す姿があまりに悲惨だったので、飾られることなく修道院の屋根裏に8年も放置されたままになっていました。

それを見つけた農婦が哀れに思ってこの像を譲り受け、熱心に祈りを捧げ続けました。

すると、数ヵ月後の1738年6月、なんとキリストの像が涙を流し始めたのでした。

この奇跡に驚いた夫妻は、この像「鞭打たれるキリスト」を牧草地にあった小さな礼拝堂に安置しました。

この奇跡はまたたくまに広がって、やがて多くの人が巡礼してくるようになりました。

その後、この像を拝んだら病気が治ったという新たな奇跡話なども加わり、巡礼者が増えて小さな礼拝堂では手狭になってしまいました。

そこで新しく建設されたのが今の「ヴィース教会」です。 

 

 

草原の中に立つ教会「ヴィース教会」です。 静かにたたずんでいました。

天気に恵まれていた旅行ですが、夕方になり小雨が降りはじめました。

 

 

  

「中に入って声を上げないように」と添乗員さんから事前に注意があった訳が分かりました。

白い装飾が目を引き、ハッとするような内装になっていました。

ストロボ禁止で撮影許可あり、でもその白い色合いが全く出ていなくて残念です。

 

 

 

天井絵も見事でした~

 

鞭打たれて血を流すキリスト像です。

ロココ様式の複雑な内装、大理石の柱なども目を引きました。

 

 

祭壇の向かい側、入口の上にあるパイプオルガンです。

 

 

教会を出て、裏側に回ってみました。

広い草原に建てられた「ヴィース教会」、中に入ってびっくりしたことが忘れられません。

 

 

 

 左の小さな建物が旧礼拝堂。右奥が1757年に完成した今の教会です。

 

 

フュッセンのホテルに向かう途中で、白亜の城「ノイシュバンシュタイン城」が見えていました。

その城がこのツアーの最後の観光になります。

続きはまた~