花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

ドイツ旅行ー11 最終日編

2012-09-14 22:17:53 | 旅行

9/1 (土)

いよいよドイツ旅行記の最終日になりました。

 

前夜のホテルのオーナーは親日家と聞いていました。

ホテルの最後のディナー、テーブルの上にお醤油差しがあり、みんなびっくり!! なんで?

全食事つきの観光ツアーでしたから、美味しかった食事と口に合わなかった食事もありました。

そろそろ日本食が恋しいな~ と言う時に見たしょう油差し、何が出るのだろうと思っていたら?

 

ビーフシチューにサラダとデザートと普通のお料理でしたが、日本食のコーナーがあり、生卵ご飯とカレーも用意されていました。

ドイツで料理に添えてあるご飯は、ほとんどがパラパラしたインディカ米でした。

ソースに絡めて食べるインディカ米は、好き嫌いがありますね。

このホテルでは、親日家だけあって、日本のご飯を炊いていて、自由に食べられました。

嬉しい心遣いでした~

 

最終日は昨夜から雨が降っていました。

朝起きるなり、天気が気になったけどやはり雨降りでした。 最終日なのに~

 

フュッセンからホーエンシュヴァンガウに向かいます。

楽しみにしていたノイシュヴァンシュタイン城観光です。

 

 

城の麓まで来て、観光バスを降りて専用バスに乗り換えます。

そこで大きなお城、ホーエンシュヴァンガウ城がすぐ目の前にありました。

バイエルン国王の夏の居城として建てられました。

このお城は外観を見るだけで、見学は予定されていませんでした。

 

バスを降り、マリエン橋まで歩きます。

歩き始めるころは、すっかり雨も上がり傘は差さずに歩くことが出来ました。

マリエン橋は深い渓谷にかかった大きな吊り橋です。

 

 

 

マリエン橋の中ほどから眺めた、ノイシュヴァンシュタイン城です。 ロマンチック街道の終点近くにあります。

うっすらと霧がかかって幻想的な景色でした。 まるでおとぎの国のお城です。

一部左の方が修復中でしたが、霧のためにはっきり見えないのが、むしろ良かったのかもしれません。

時間があるなら、霧が上がるまで待つことが出来ますが、ツアーではその時間はありません。

 

 

吊り橋から下の渓谷を覗きました。

私は高いところも平気ですが、足がすくんでヨロヨロしている人もいました。

 

 

 

マリエン橋からお城に向けて歩き始めると、途中視界が開けて、先ほどのホーエンシュバンガウ城が下に見えていました。

大きな湖に挟まれるような位置に建っていました。

緑に囲まれて夏でも涼しい、まさに避暑地の城ですね~

 

 

そして待望のノイシュヴァンシュタイン城に着きました。

白いお城と思っていましたが、正面は赤いレンガが使われているのですね。

 

 

入口をくぐり中庭まで来ました。

ワクワクしますが、ここから先お城の中は撮影が禁止でした。 残念です!!

 

 

中庭から、先ほどいたマリエン橋を写しました。

橋の辺りに、やはり霧がかかっていました。

遠くに見える橋ですが、距離はそんなになかったように思います。

 

お城の中は日本語のガイドを耳にかけて、説明を聞きながらゆっくり見学することが出来ました。

城の内部も贅を凝らした、素敵なお城でした。

この城を19世紀に建てたバイエルン国王のルートヴィヒ2世は、結婚前に破談にしたり幸せでなかったようです。

若くして湖で悲劇的な謎の死を遂げます。

お金と名誉があっても、必ずしも幸せとは限らないのでしょう・・・

 

 

城を出て、最後にもう一度外観を振り返り、観光のすべてを予定通り終了しました。

観光バスの駐車場までは、夫は歩きましたが、雨は上がったものの足元が滑るので、私は馬車に乗りました~

 

全ての予定は無事に終わりましたが、とにかく盛り沢山の観光でしたから、ショッピングをする時間がほとんどありませんでした。

悩んでいたら何も買えないので、即決で何点か記念に買いましたが、お土産を充分に買えなかったのが心残りでした。

ビールにワイン、ソーセージにハムやチーズは美味しかったな~

チーズを買ってこようと思っていたのに、買えなかった~

 

ミュンヘン空港では、団体窓口は混み合っていてかなり並び~ 免税品の申告でも時間がかかり~

空港でもゆっくりする時間がなく、最後まで忙しいツアーになりました。

 

でも41名参加という大所帯で、しかも小さな子供が3名もいて、誰一人故障もなく無事に日本に帰ってきました。

若いけど旅行会社から認められた、ベテラン添乗員さんの采配はお見事でした。

 

それにしても戦時中のナチスドイツの怖いイメージが強かったのですが、行ってみて印象を新たにしたドイツでした。

どこの街も観光に力を入れ、歴史的な建造物を大切にした、中世のイメージの観光名所が連なっていました。

 

一つだけ気になったことは、以前の強国だったドイツ時代に、持ち帰った外国の遺跡の数々~ 本来なら自国のイラクやトルコにあるのが本当なんだけど~ という感想でした。

素晴らしいと観賞しながら、これも歴史的事実なんだな~ という思いが残りました。

 

忙しいハードでしたが、楽しい思い出が沢山詰まった旅になりました。

最終日に天気が良ければ、スイスやオーストリア国境の高い山々が見えるかと楽しみだったので、それだけが残念でした。

何もかもが満点でなく、またいつかスイスやオーストリアの高い山々を見に行けたらいいな~ と宿題に残したのでしょう!!

 

旅行を振り返って記録することで、とりあえず自分の頭の中も整理が出来ました。

いつまで記憶に残っているかは、また別の事ですが・・・

長い間お付き合いいただきありがとうございました。