34Leftで

チャリオで20分
羽田空港が子供の頃からの秘密基地
ハンバーガーとモンブランが大好きで時々オリーブも

濡れる街角

2016年06月14日 | 恋愛
両家から大反対され、半ば駆け落ちの様にオリーブ(女房殿)と一緒になった街

当時の面影を追ってみやした。

告白を何度も断られ、最後の告白では死ぬほど断られ、カナダ行きを決断。
大桟橋の入り口にある このビルでパスポートを受け取り
移民の様に日本を追われた。

父危篤の知らせに帰国
あの電話がなければ 街ですれ違う事もなかったはず。
家柄が違う 価値観が違う 趣味も違う お互いの親類から反対され
彼女の友達にも大反対され、止めは 占い全てにダメ出しをくらった。
逆に それに腹が立ったのか 急に彼女が その壁を乗り越え始めた。
おいらは彼女の足を肩に乗せ 乗り越えられる様に背伸びをして。

二人で調理師の国家試験を受けて 合格発表を見に行った県庁舎も
初めて森下洋子さんとヌレーエフのバレエを見た県民ホール。

彼女が22で起業し 得意先と飲みに来ていたバー

ここにもコペンハーゲンと言うバーがあった。
お気に入りのカクテルはジャックター

娘が生まれても手綱を緩める事もなく 生き急いで。
主治医から彼女は30半ばまでの寿命と宣告されていることも承知の結婚。

娘が中学生の時 言われなき中傷を受け、学校からも裏切られ
地獄の谷底へ、 明日さえ見えず
握りしめた こぶしで朝陽を待つ日々 どれだけ数えたろう。
心身共に壊れて行った家族

でも今 ココ 2人、 いやっ 3人


どれだけ石畳を濡らして来ただろう