斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

ほんとうは大丈夫なんだけれども、いろいろと想定してしまってダメになること。

2015年11月02日 19時04分46秒 | 斎藤秀俊の着眼
人生、危険なことを想像すればきりがないのだけれども、現実としてほんとうは大丈夫なんだけれども、万が一を考えると足がすくむことがありませんか?私など毎日がそれで、人一倍の心配性と言えます。それで失敗することが多くて。

その1 ここにたどり着く時点で、最悪の想定1をクリア。そして座ることで想定2をクリア、さらに下をのぞき込むことで想定3をクリア。バランスを崩さなければ、落ちない。

その2 ここは岩が折れる心配がないので、安心して端までいくことができる。高さは半端ではないが、落ちなければ命の心配はない。

その3 人工物でこれをやられるとさすがに、なぜ?と思いたくなるが、最後まで読んでいくと、安心します。これは心配に及ばずの例。

人生も気が付かないでいると安心安全ですが、知ってしまうと「その1」のようなところで生きていたりすることがわかり怖くなるものです。怖いのと、ほんとうに落ちるのとは意味が違うのですが、それもごちゃまぜに考えてしまうところがやっぱり人間です。