斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

リスク管理

2020年03月25日 22時56分50秒 | YAHOO!ニュースの背景
SARS-CoV-2に感染拡大によるCovid19感染症が広がって、たいへんな思いをされている業種がたいへん多く、少しでもいい方向に向かうようにYahoo!ニュースでもいいところを見つけるような情報発信をしてきました。

東京オリンピックが延期になりダブルパンチ。相当きつい業種がますます増えてきたように思います。

リスク管理。人生上り坂あり、下り坂あり、そしてマサカあり。投資をするときには、マサカを考えて、マサカがあってもショートしない、身の丈にあった投資金額を設定して行動する。そんな当たり前のことを再確認しました。

バブル崩壊の時にも、リーマンショックの時にも、同じことがあって痛い目を感じているのですが、尻拭いはは自己責任で。誰も助けてくれませんでした。それが当たり前の資本主義です。

だから、Covid19感染症の影響と東京オリンピックの延期の影響と、前者と後者ではショートした時の意味合いが違うように思います。


妻として母として大津波に流された3.11 失敗し、そして生き抜いた日

2020年03月21日 11時58分20秒 | YAHOO!ニュースの背景
をYAHOO!ニュースにて公開しました。

YAHOO!トップページは、コロナウイルスの記事に占領されてしまい、そうとうたちました。たったでしょうか。
東松島市で津波によって家ごと流された方がいます。9年がたとうとしている3月10日にコロナニュースの渦の中で公開しました。
その結果、日本の人口の1%の方に読まれる記事になりました。

われわれは、コロナ騒動の中でも、本質を忘れていないのだと確信できました。

新型コロナウイルスSARS-CoV-2によるCOVID-19感染症 水泳プール(遊泳場)での運動はリスクが低い

2020年03月21日 11時49分31秒 | YAHOO!ニュースの背景
新型コロナウイルスSARS-CoV-2の拡散によるCOVID-19感染症があちこちで発生しているようです。
拡大期に対する対策もある程度一定の効果があったと評価され、ここにきてフェーズは体作りとのバランスをとるべき時期にさしかかり始めています。

数ある運動のうち、比較的子どもたちが習い事で行っている運動が水泳です。
特にスポーツスクールのプールや公営のプールでは昔からウイルスや細菌による感染症対策が充実しており、この水泳だけでもできるだけ早急に再開し、子どもや大人の体作り、健康維持を始めるべきだと確信しています。
社会情勢を見ながら、少しずつプールの衛生管理や開放状況をYAHOO!ニュースでお知らせしてきました。特に読者からの反応を見ながら内容を調整していきました。その結果、今のところは大きな異論も出ておらず、多くの読者の参考になったと思われます。そのため、ここに記事をまとめて概観できるようにしてみました。

2月28日公開 新型コロナウイルス渦中の水泳プール営業状況
※プールのウイルス対策について国が定めている対策について解説
 公共の室内プールをはじめ、水泳プールは日頃から感染症予防対策を徹底しています。例えばアデノウイルスで発症する咽頭結膜熱(プール熱)と流行性結膜炎、エンテロウイルスによる急性出血性結膜炎は対策がおろそかだと感染する病気として有名です。こういったウイルスを不活化するために、プール水の遊離残留塩素濃度を定められた値に保つべく、プール管理者は日々努力しています。
 新型コロナウイルスのスポーツ施設での感染リスクを下げるために必要な対応・対策はこれから発表されるようです。感染症予防対策についてはスポーツ施設の中でも進んでいると言える水泳プール。都内を中心とした水泳プールの本日時点での営業状況を調査してみました。

3月1日公開 新コロナ感染拡大スピード抑制下 水泳プール開館/休館の差と課題
※プールのウイルス対策がどのように担保されているか解説
 公共の室内プールをはじめ、水泳プールは日頃から感染症予防対策を徹底しています。
 新型コロナウイルス感染拡大スピードを抑制するため、安倍晋三首相は「換気が悪く、密集した場所や不特定多数の人が接触する恐れが高い場所などでの活動も、当面控えて」と要請しました。
 こうした中、水泳プールの感染症予防対策は具体的にどう担保されているのか。そして2月29日現在の3月の全国の営業状況(予定)と課題について調べました。

3月4日公開 新型コロナウイルス渦中 最新国内主要プール営業状況
※感染症対策の見本のような長水路。このようにしっかりしているプールでも社会的観点(科学的観点ではない)によって休館してしまう現実を解説
 3月1日に「新コロナ感染拡大スピード抑制下 水泳プール開館/休館の差と課題」という記事を配信しました。3月4日時点でも、この記事をはじめ、「新型コロナウイルス渦中の水泳プール営業状況」も含めて、相当な数の閲覧をいただいております。
 多くのプール管理者から、開館すべきか、休止すべきか、子供の入場、あるいは教室をどう扱うか、様々な悩みの声が聞こえてきます。そして、利用者からもプールにいくべきか休むべきか、判断に戸惑うという声をいただいております。もちろんこの時点で、プールの営業をどうしたらよいか、誰にも明確な答えがあるわけではありません。
 そのため、このニュースにて今時点での全国の主要プールの動静をお知らせします。管理者、利用者の方々がこれを参考にし、納得のいく判断をするための材料にしていただければ幸いです。

3月16日公開 親子で気になる水泳プールの営業状況 最新の動向を調べました
※長水路が陥落していく中、存在意義を、命をかけて再開するスクール。「感染拡大したらどうするんだ」という心配のある中、そうなることがないように命をかけて消毒し、万全の対策をし、しかもスクールに通わせる保護者の意見をしっかりと聴き、対話しながら進めています。次亜塩素酸に囲まれている環境のプール。生活空間の中でもっとも消毒が進んでいます。
 体を動かしたい。特に子供とその親は、より安全な方法でできれば友達同士で運動したいと思う一方、社会あるいは運動として水泳を選ぶ利用者にとってみれば、新型コロナウイルスの感染の広がりを抑えたいことではもちろん一致しています。
 3月も後半に入り、スイミングスクールでは大手を中心に子供向けスクールの扱いに動きがでてきました。取材したプール管理者からは、日頃から水泳プールの衛生管理をしっかりしているばかりでなく、スクール休校の機会にさらなる対策を行い、体を動かしたいという子供たちの思いに少しでも応えたいという思いが伝わりました。