昨年7月に福岡県古賀市で発生した4人死亡の水難事故の調査結果を水難学会が記者会見で発表しました。
記者10人、カメラ6台が並ぶ中、犬飼直之長岡技術科学大学准教授に発表をお願いしました。
原因は、この地域の地形とこのときの風向にありました。とくに、直前まで事故の起きた海岸は穏やかだったのですが、突然大波がきて、その波に全員がさらわれたという結論です。
こういった水難事故を調査する組織がいままでわが国にはありませんでした。水難学会が3年前から始めています。
水難が発生すると最初は警察が動いて調査しますが、事件性がなければそのあとは調査しません。遺族はなぜ亡くなったのか真実を知ることができず、そのまま苦しむことになります。また、次に続く事故も発生します。そういったところに少しでも助けになればという思いで動いています。
テレビや新聞での報道一覧
九州朝日放送
テレビ西日本
毎日新聞