斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

vos塾

2010年08月31日 22時56分30秒 | 長岡技術科学大学の広報
本日は、VOS塾がありました。これは本学の若手教員の自主勉強会で、特に科学研究費を取りにいくための特訓の場でもあります。今日からこの秋に申請する科研費申請書を作り始めました。今日は8名の参加でした。

本日は、まずXXXXXXを行います。ひとりひとり、XXXXXを作って持ち寄り、だいたい30分くらいの時間をかけて、全員で吟味します。次回は3週間後くらいになりますが、XXXXXを修正して、再度吟味にかけます。そして10月に入ったら申請書の原案を書き始め、記載したものを持ち込み、全員で吟味していきます。

1000万円プレーヤーがたくさんいますので、XXXXXの段階でうかうかしていると、いっきにカツを入れられます。今日は挑戦的萌芽研究の種目で研究提案をだしてきた先生にカツが入りました。1000万円プレーヤーのひとりですが、ちょっと懐が暖かいものですから、昨年までの精悍さが薄れていたようです。やはり、一流の研究者は、現状に満足してはいけません。とくに挑戦的萌芽研究の採択率は10%をきるくらい厳しいですから、かなり本気をださないと取れません。

本日は、また別の高専から科研費対策講義をおこなってほしいと依頼がありました。もちろん、おうかがいいたします。いままで聞いたことのないような、取りに行く科研費テクニックの入門編をお教えします。


ギダイブラック

2010年08月31日 22時40分23秒 | 長岡技術科学大学の広報
トヤマブラックをご存知ですか?醤油ベースのラーメンですが、スープの味が濃くて、常人では最後までスープを飲むことができないラーメンです。真っ黒なスープなので、トヤマブラックなのでしょうか。

私はこのトヤマブラックが大好物です。味は濃すぎるのですが、麺に絡まったときの麺との味の相性が抜群で、これはなかなかいけるのです。富山に出張すると必ず食する一品です。

長岡技術科学大学の学生食堂の醤油ラーメンが260円ですが、このスープもなかなかいけます。ある日このスープを濃くしたらトヤマブラックに近づけるのではないかと思い、ラーメンコーナーのおばちゃんに、スープ濃い目で!といったら、出てきたラーメンはまだブラックに近づけない味でした。数日後に「スープを濃くして」といいましたら、もう少し近づいたらラーメンが出てきました。そしてまた数日後「徹底的に濃くして」といったら、スープの色が黒になり、とうとうギダイブラックが完成しました。私は、この味がかなりいけていると思います。

トヤマブラックは普通の味の醤油ラーメンより100円くらい高いお店がありますが、ギダイブラックは濃くなっても260円です。ぜひ、ご賞味あれ。

写真は本日食したギダイブラックです。いつものおばちゃんがいなかったので、普通の濃い味程度になってしまいました。残念。

いよいよ着衣泳後半戦

2010年08月30日 21時24分04秒 | 水難・ういてまて
全国で着衣泳の講習会が小学校を中心に行われています。おかげさまで、中学生以下の子供の生還率が右肩上がりで上がっています。生きて還れる子供が増えています。

最近は、どこの学校でも7月中旬を中心に講習会を行うようになっています。ほんの10年前とは大きな違いです。これだけ社会に影響を与えることができただけでも、うれしく思います。

第2弾は、少し数は減りますが、9月初旬に講習会を行うところがあります。プールがおわるので、どんなに汚してもいいという考え方です。これはある意味、いいことですね。まず7月に一回やって、できるだけプールを汚さないように気をつけてやる(ほんとうはほとんど汚れません)。9月には、冬服とか、長靴とか、いろいろなものを持ち込んで、なんでもありでいろいろなモノを試してもいいかもしれません。

いずれにしても、人の命が助かればそれでいいです。いろいろと試してください。
着衣泳のホームページは次のとおり。
http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

高専学会年会

2010年08月30日 21時08分25秒 | 高専訪問記
本日で、本学で開催されていました高専学会年会が終了いたしました。お疲れ様でした。

今年はテクノフォーラムにはじまり教育フォーラムそして高専学会まで、高専の行事に参加して多くの高専の先生方と交流しました。実感として、高専と技術科学大学の連携の重要性がお互いに浸透し始めたように思います。

もちろん、技術科学大学側が高専教育のなんたるかを理解していない面もあり、手放しで連携したいという雰囲気ではないことは事実ですが、すくなくとも本学は高専を技術者教育を実現するための重要なパートナーととらえております。

高専入学から修士課程まで9年、博士課程まで12年。この期間を使うことによって、途中でさまざまな体験をおこなっても、9年あるいは12年で学位をとることは可能なはずです。1年留学しても最終的には行かなかった人と同じ年齢で修了することも難しくないはずです。そういう制度を作るのが、連携だと思います。

さて、写真は昨日(日曜日)に行われた高専学会での本学新原学長の講演の様子です。実は新原学長は、24日の高校教員への進学説明会からはじまって昨日まで催し物の連続でした。催し物だけであればよろしいのですが、毎晩懇親会があり、ほとんど毎日特別講演がありました。懇親会は同じものを飲んでいればいいですが、特別講演の内容は少々は変えないとなりません。つまり、毎日飲んではスライド作成の自転車操業でした。本人曰く、「この3日で1時間しか寝てない。」これはまんざら嘘ではありませんでした。

明日、一日学内で会議をこなした後、学長は出張にでかけます。出張の途中の電車の中で少しは休めるといいのですが。


科研費の取りに行き方講習会

2010年08月29日 21時09分43秒 | 長岡技術科学大学の広報
本日、日曜日の高専学会の懇親会で、ある高専の先生と意気投合して、科研費の取りに行き方講習会を開催することになりました。その高専の教員向けに実施します。

申請書の書き方などという生易しいものではありません。われわれにとって、科研は取りにいくものです。あたるとか、あたらんとか、運命にゆだねるようなものではありません。だから、講習会はかなり厳しいです。

ほかの高専からもそういう要望が寄せられることを期待します。本学には、1000万円プレーヤーの若手がざくざくいますので、誰か講師に派遣します。

そういえば、あさって31日は、本学にて科研費申請のための集まりの1回目が開催されます。VOS塾という秘密結社です。今年も、われわれが科研をいただきます。