斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

福井高専訪問記2

2013年10月31日 20時33分13秒 | 高専訪問記
福井高専音楽の夕べ クラシックコンサート、高専主催でたいへん文化的な活動を行っています。
今年度は第5回で12月4日に鯖江市文化センターで行われます。ピアノは酒井麻里さん、バイオリンは岩崎綾乃さんで、お二人とも福井県のご出身だそうです。

たいへん素晴らしいポスターができあがっていてお二人の紹介もされているのですが、残念ながら第5回のポスターはインターネット上で探すことができませんでした。そのかわりに第4回のポスターはありましたので、みてみてください。ポスターがとにかく高専らしからぬ(悪い意味ではありません)出来上がりで、素晴らしいセンスを感じます。もちろんクラシックコンサートの企画そのものにもセンスを感じます。このポスターは福井高専の卒業生が手掛けているとのことです。

福井高専訪問記1 うららな高専

2013年10月31日 20時14分15秒 | 高専訪問記
福井高専にまたお邪魔しました。前回は出張VOS塾でしたが、今回は異なります。

いきなりうららな高専ときましたが、みなさん???だと思います。


男子寮、女子寮ともになにか怪しさを醸し出す雑誌がたくさん置いてあって、愛読者(学生)も多いといいます。その雑誌のタイトルが写真のURALAうららなのです。

福井の方言で、うららとは私たちという意味だそうです。なるほどなるほど、ということで福井高専では自分たちのキャンパスを自分たちで作ろうということで、そういう積極的な学生を支援しています。
たとえば、これは寮のごみ置き場です。学生が協力して作っているところです。


専攻科棟の階段に照明がなくて暗くて危ないということで、ここでも学生が協力してLED照明を壁伝いに取り付けました。夜になるとかなり明るいそうです。



これまでの高専訪問記はこちら

電気自動車用急速充電器

2013年10月29日 23時09分51秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学のテクノミュージアムに、電気自動車用の急速充電器を展示しています。
この急速充電器は、自動車メーカーと共同で開発したものです。本学との関係も含めてホームページで紹介されているので、ぜひご覧ください。このホームページに写真が掲載されている充電器と同じものが展示されています。

共同で開発したメーカーの電気自動車の充電には、普通充電で約8時間かかります。それに対して急速充電器は30分程度で充電が完了します。さらに、本学の技術により充電器の大きさがたいへん小さくなりました。現在、共同で開発したメーカーの電気自動車は満充電で200km強走りますが、電池を増強して400km走れるようにすると、普通充電で16時間かかるわけです。だから200km強で抑えられているとも言えますが、急速充電器が普及すれば1時間で充電できるようになるわけで、これで電池を増強しても充電にはそれほど時間がかからなくなるわけです。

そうなるといろいろなものや仕組みが動き出すわけで、そういうきっかけをある回路を組み込むことで作ったという事実はイノベーションと言っても過言ではありません。

これをきっかけに本学キャンパス内で充電器や電気自動車がたくさん見られるようにしたいところです。



長岡市立秋葉中学校3年生の皆さん、ようこそ!

2013年10月29日 23時01分08秒 | 来学者足跡
本日、長岡市立秋葉中学校3年生の皆さん35名が見学に来ました。

会場のマルチメディアシステムセンターに行く前に講義棟に立ち寄り、電子掲示板や学生ホール等を見学しました。

マルチメディアシステムセンターにて大学紹介を行ったのち、


2班に分かれて、流体工学研究室、図書館、テクノミュージアムの見学を行いました。
  

大学到着直後は少し緊張している様子でしたが、すれ違う教員や学生に元気に挨拶をしてくれて、見学の最後にはたくさん質問もしてくれました。
多くの生徒さんが、興味津々で見学していました。

次の機会には、土日にでも家族でお越しいただいて、ぜひ学生食堂を利用してもらえればと思います。毎日新米、美味しいごはんを食べることができます。


3機関連携プロジェクト公募

2013年10月28日 16時04分30秒 | 水難・ういてまて
シーサバイバル等に興味がある、水泳が得意である、海岸工学など海関係の工学に詳しいなどの高専の先生へ、3機関連携プロジェクト公募のお知らせ

すでに高専で公募が廻っているかと思います。その中で、

(2)技学イノベーション分野: (2−2)テーマ2:レジリエントインフラ
 
に応募してください。

レジリエントインフラのテーマのサブテーマとして、「シーサバイバル・海上安全訓練システムの開発」をおきました。この中では、次のことを議論して実現していきます。
(1)実際のシーサバイバル・海上安全訓練のプログラム策定
(2)プログラム策定のための水中運動解析
(3)水中運動への海流、波浪など海岸工学の応用
(4)津波災害からの生還(津波に追いつかれてからのサバイバル)
(5)商船学科から技術科学大学へのシームレスな編入制度策定


このブログをお読みいただいている方以外でも、適当だと思われる高専の先生にこのブログを紹介いただきたく存じます。プロジェクトに採択されますと、最大5年間の研究費の支給があります。また、想定として長岡技術科学大学室内プールに水中運動関係に絡む設備を導入し、高専の先生方や学生さんにも使っていただくようになります。