斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

本学入学式

2012年03月30日 20時38分32秒 | 長岡技術科学大学の広報
4月から本学に入学する学生・院生の皆さん、おめでとう。
4月5日、10時から長岡市立劇場で開催される入学式には時間に余裕をもって出かけてください。

なお、父母等で当日入学式に参加できない方に次のことをお知らせ下さい。
当日は、入学式のインターネットでライブ中継する予定です。9時半ごろから本学のホームページ http://www.nagaokaut.ac.jp にて中継動画がみられるようになります。さらに、録画も見られるようにしておきますので、ぜひご覧下さい。

地域貢献に関する記事

2012年03月29日 07時40分53秒 | 長岡技術科学大学の広報
今朝の日本経済新聞の新潟県内版に本学の2つの取り組みが並べて掲載されていました。

1.導電シートで効果向上 獣害対策の電気柵 
獣が畑に入り込まないようにするためによく畑の周囲に電気柵が張られています。動物が柵の中に入ろうとすると電線に触れてピリっとして(たぶん)「ここから先には入っていけないのだな」とあきらめるためのものが電気柵で、その効果を確実に発揮させようと開発されたのが導電シートです。一言で言えば、柵の場所によってピリっとくるところ来ないところがあったのが、どこでも確実にピリッとくるようにするためのシートです。本学と地元企業の共同事業で実証が始まりました。

2.小千谷市と長岡技科大 原発安全対策で連携
本学の原子力システム安全専攻(大学院、本年4月から開設)を中心に小千谷市が2012年度に作成する原子力災害対策などを盛り込んだ地域防災計画を支援します。人材育成で連携します。

研究室の中で基礎的な研究成果を出し、それをフィールドに出て実証する、本学の開学以来の思想です。分かりやすく言えば地域・社会貢献ですが、われわれにとってはフィールドにて学生とともに「その研究成果は役に立つのか?」という疑問に果敢に挑戦する機会でもあります。ご期待ください。

海水浄化システム、すみだ水族館へ

2012年03月28日 07時29分23秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学の山口隆司教授の研究室と大成建設が共同で開発した海水浄化システムが5月22日にオープンする東京スカイツリーに隣接するすみだ水族館に採用されるというプレスリリースがありましたので報告します。

新潟日報 3月28日朝刊 海水浄化システム「すみだ水族館」へ 長岡技科大など開発
日本経済新聞 3月28日朝刊 微生物使い海水浄化 長岡技科大 水族館向けシステム

この共同開発の成果は、先日このブログでも触れた京都水族館にも生かされています。内陸の水族館が大量の海水を必要とせずに運営できるという画期的なシステムで、特に硝酸イオンを分解する菌類をろか装置内に固定して、それを有効利用できるところに、山口教授のアイディアが詰め込まれています。

高専の卒業式ライブ映像は?

2012年03月26日 21時02分07秒 | その他
さて、全国の高専のうち、ライブ中継を行った高専を調べました。
沖縄高専は、さすがに離島の家族へのサービスを考えていて、今年からしっかりとライブ配信されていました。沖縄県内だけでも西は与那国島から沖縄本島まで学生の集まる所で、移動がたいへんです。しかも子どもの成長を親戚から近所の人までそろって見守る風土に合致していると思います。
http://www.ustream.tv/channel/graduation-onct2011

その他、ユーチューブに卒業式の様子を撮影した動画が掲載されている高専もありました。

高専は時代の技術の先端を行かなければなりません。こういう流れがいっきに全国に広がることを楽しみにしております。

卒業式、修了式無事終了

2012年03月26日 17時20分58秒 | 長岡技術科学大学の広報
無事に終了しました。
インターネットライブ中継も途中大きなアクシデントもなく終わることができました。放送の裏には、すでに写真で示したように志ある学生たちの活躍がありました。

最も多いときで186人の同時接続があったようです。今日、会場の様子が見たくても見られなかった人からの接続があったことでしょう。
想定している視聴者として、次の方々が挙げられます。
1.遠くにいる家族、例えば留学生、学生のご両親、祖父母、親類等々、高専や高校時代の恩師
2.会場に入ることのできない在学生

ほとんどの4年生が進学することを考えると、今回大学を去ることになる学生はだいたい400名。それに対して186名の同時接続があったということは、かなりの人が必要を感じて視聴したことと思います。今回はライブ配信に対する周知期間が約3週間で短かったので、次回はさらに周知を徹底して、さらなる接続数を得たいと思います。

次回は入学式、その後は学内で開催される講演会などをライブ配信あるいはオンデマンド配信できるように整備していきます。

ちなみに、今回のライブ配信のタイムラグは3秒程度でした。

録画が見られるようになっています。
http://www.ustream.tv/channel/nuttest

なんと今日一日で3333件も再生されていました。ちょっと驚き。。。