斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

着衣泳指導員養成講習会の残り枠

2011年05月31日 15時41分54秒 | 水難・ういてまて
5月28日にお知らせした講習会ですが、応募をどこからしていいのか、わからないというお問い合わせがありました。

第38回着衣泳指導員(プール)養成講習会 受講者募集
1 日時  平成23年6月12日(日)   受付8:30~ 講習会 9:00~18:30(予定)

2 場所  長岡技術科学大学 新潟県長岡市上富岡町1603-1 

3 募集人員 20名 申込順受付

応募するには、こちらからどうぞ。
http://my.formman.com/form/pc/H1qn805YHkMMUqV6/


本日の講義

2011年05月30日 23時42分06秒 | 講義記録
本日の大学院講義、結晶構造特論の内容について。
きょうは、前半にてらせんを勉強しました。回転軸2,3,4,6にそれぞれ軸に沿って並進を加えると、対象物が螺旋階段を下りるようにぐるぐるまわりはじめます。たとえば3回のらせんの場合、31と32(1と2は下付)回転が右手系と左手系とにわかれます。

後半は32の結晶点群について学びました。回転軸の組み合わせと点群の関係はわかりましたか?結晶点群はある箇所に立って、ぐるっと周囲を見たときに見える景色のうち、規則性をもちえる対象要素の組み合わせです。

来週は、点群に映進を加えることでできる空間群について勉強します。

水上安全法最終日

2011年05月29日 18時01分25秒 | 水難・ういてまて
水上安全法救助員養成講習会が終了しました。受講者の皆さん、お疲れ様でした。
今日は、見附消防から3人が指導にきました。緊急消防援助隊で被災地に派遣されて、その後の講習会ですから、いつもの講習会以上に熱が入っていたように思います。そして、長岡高専の大湊先生、水泳部の顧問として高専水泳部のメンバーの引率、お疲れ様でした。学生と向き合う高専教育のよさを改めて感じました。
大湊先生は、この写真の奥のほうにいます。じっくり学生の監督に当たっていました。


今日は、これから社会を支えていくであろう、若い人たちの活動の様子を惜しむことなく披露します。
まずは、午前中の様子。応急手当の実技を練習しました。体位変換ですね。


午後からすぐに入水しました。まずはかるくアップから。


頚椎損傷の疑いのある要救助者の体位変換。首を痛めないように慎重に仰向けの姿勢にもっていきます。


現役消防職員から、熱い指導が入っています。AEDや消火訓練で指導されるのとは違った醍醐味を味わったのではないでしょうか。


さて、いよいよ実技試験です。まずは頚椎損傷の疑いのある要救助者に対する体位変換の試験です。


次に要救助者に後ろから抱きつかれた場合の離脱の方法を試験しています。


アップにするとこんな感じ。つかまる瞬間です。


次は泳いで(素手で)の救助の実技試験です。まずは順下で飛び込み、顔上げクロールで要救助者から目を離さないようにします。


順下の直前の緊張が走る時間。


実技試験開始


溺者に向かってアプローチ


チンプルで確保



キャリーで運んでいきます。


しっかり指導員が実技の検定を行っています。


キャリーを横から見た図。これかなりきついです。溺者の浮力と推進力を担わないとならないのです。


次の検定は、救助用具を使用します。これは結構楽々です。
まずは順下

アプローチして

溺者の背後から静かに近寄り確保します



楽々とはいっても、溺者を確保するときには力が要ります。
背後からアプローチして、溺者の両脇をがっちりつかみ、救助用具の上に乗せます。


今回、女性の参加者もがんばりました。男子にも負けない体力で平然と検定を受けていました。溺者役は、材料開発工学課程の滝さんです。沼津高専出身です。すでに昨年受講して救助員をとっていますが、女性の参加者が1名だったので、お手伝いに来てくれました。


今回の受講者は、今年の夏、きっと活躍して水の安全を守ってくれると思います。
来年度は、いま高専や高校に通うあなたが主役です。全国の水泳好きが集まってくれることを期待しています。


編入学試験志願状況

2011年05月28日 18時18分29秒 | 長岡技術科学大学の広報
もう、十分調べているとは思いますが、本学の3年生編入試験の志願状況です。
http://www.nagaokaut.ac.jp/j/nyuushi/syutsugan_b3_h24.pdf

受験生の皆さん、長岡にてお待ちしています。まずは、6月8日に特待生の試験と外国人留学生の試験があります。

水上安全法3日目

2011年05月28日 18時09分23秒 | 水難・ういてまて
いよいよ3日目。かなり体力勝負のようになってきました。
でも、これは500 m泳ぐだけです。こんなのどうってことないですね。単に、アップです。


しかし、この後、休みを入れずにすぐに巻き足(立ち泳ぎ)5分に入りました。最後の30秒は両手を挙げて万歳します。





明日は、最終日で、検定を行います。
全国の高専水泳部、高校水泳部のみなさん、入学を待っています。
大学にくれば、それなりの技を身に付けることができます。