斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

とうとう

2017年06月27日 07時09分36秒 | 水難・ういてまて
加治川ダムの予告なし放流について、とうとう今朝の新潟日報の一面8段抜き扱いになってしまいました。
今まで大きな事故に発展しなくてよかったです。というか、こういうときは「私もあのとき流されましたが、自力で生還しました」という話が出てくるものです。。。

請求書他

2017年06月27日 07時00分42秒 | 斎藤秀俊の着眼
お世話になっております。
御請求書は、御社様宛に送付になります。
御確認の程、宜しくお願いいたします。
勝郎

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重夫

いずれも、ウイルス付きメールですから、あけずに捨てる。ゴミ箱のすぐに空にする。

ダム放流の注意掲示板について

2017年06月26日 06時28分23秒 | 水難・ういてまて
そもそも水難には必然性があって、なるほどという原因が存在しています。
今回の加治川の水難は、人が川で遊んでいる(人が現場にいる)ところに、人が流れてしまうほどの水量の水がいっきに押し寄せてきたところに原因があります。人がいなければ水難にならないし、水量が急激に増えなければ水難は起こらなかった。

しかしながら、もっとも大きな原因はここに見ることができるのではないでしょうか。


同じような注意掲示は全国各地で少なくとも私が子供の時からあります。ところが、記憶にある限りではずっと昔から内容に変化がないように思います。この注意書きが「景色の一部」になっていることに気が付かなければなりません。こういった慣れが本質的な原因になるわけです。「いままで誰も死んでいないし、どうせサイレンなんて、だれも気にしないから」と思ってしまったら、事故が起こる方向に向かうだけです。


さて、この注意掲示の内容ですが、私の子供のころからの疑問が全然解決されていません。
①サイレンは6回だけなるの?
②サイレンはいつの時点で始まって、いつの時点で終わるの?
③放流されてから、この場所で水量が増えるのは何分後?
④そもそも、どれくらいの大きさでサイレンは聞こえてくるの?

情報として重要な、いつ、どこで、だれが、なにを、どうしたのうち、「いつ」にあたる情報が「水を流すとき」だけです。ここが景色の一部になってしまう問題点です。余計な言葉が多すぎるので、そっちを削って、次の内容をしっかりと記載するべきです。
①サイレンの開始と終了のタイミング
②放流した水がこの場所に到達する時間
③上流(下流)何kmのサイレンが聞こえるのか

加治川事故の後始末

2017年06月25日 09時10分20秒 | 水難・ういてまて
今回の加治川の水難では、自分で命を守った親子の実力が立派だったと思います。
急激な水量の増加によって流されても、呼吸を確保しながら流れ、生還のチャンスを得たわけです。

不幸にして起きてしまった事故ですが、人間はどうしても失敗をしてしまう中で、その他人の失敗を最悪の状態に至ることなく収束させた親子と水難現場で助けに当たった人たちに、新潟県は謝罪一方だけではなく、感謝の気持ちを贈るのがいいのではないかと思います。

失敗が絶対になくなればいいのですが、人間同士で生きていくうえで、どうしても失敗はおこるわけで、そうなったとき、その失敗をフォローできる人がいれば最悪の状態にはならなくてすむ。つまり、謝って済む話にもなるわけです。

それがきちんとわかりましたら、謝罪ばかりでなく、感謝の気持ちを表すことが重要です。水難からういてまてで生還できる人が続出するように社会が変わってきています。こういうときの記者会見のやり方もそれに合わせて変わっていかなければなりません。




久保田 純米大吟醸

2017年06月24日 06時03分29秒 | 斎藤秀俊の着眼
昨日は、私の研究室の博士課程の学生の博士公聴会があり、無事に終了しました。
産総研から、外部の審査委員も招き、貴重なご意見をいただきました。せっかくですから、大学近くの朝日酒造に連れして、そこの売店で長岡の銘酒をみていただきました。ちょうどお店にいましたあいなちゃんに「お勧めは?」と聞きましたら、「主力ブランド「久保田」の新商品「久保田 純米大吟醸」が発売開始になったばかりです。」と。

いつもなら、私が購入してお土産にお渡しするところですが、今回は審査がからんでいたので、それはなしにということで、ごめんなさい。