斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

長岡市教育委員会主催のういてまて教室がおこなわれました

2015年06月21日 11時56分28秒 | 長岡技術科学大学の広報
6月17日に長岡市教育委員会主催のういてまて教室がおこなわれ、市内から10人の先生が集まり、ういてまての実技を習得しました。
これから市内の各小中学校で実践されると思います。

参加された一人の先生は、先日生徒を連れて大学見学にもお越しいただいたそうで、「生徒がたいへん喜んでいました。」とお話いただいました。このブログにもすでにアップしてある学校です。また、ぜひお越しください。

3分間背浮きの訓練


ペットボトル救助
 


平成26年中の水難の概況から生還率を計算しました

2015年06月21日 11時42分48秒 | 長岡技術科学大学の広報
平成26年中の水難の概況 (警察庁)

高校相当年齢以上の水難
○ 発生件数1,139件
○ 水難者数1,268人
うち、無事救助者583人 → 生還率 46.0%

中学生以下の子どもの水難
○ 発生件数166件
○ 水難者数223人
うち、無事救助者168人 → 生還率 75.3%

これまでの生還率の推移

Gigaku 2015が開催されています

2015年06月20日 15時15分23秒 | 長岡技術科学大学の広報
6月19日―21日の日程で国際会議Gigaku 2015が長岡技術科学大学で開催されています。
世界各国から研究者が集まり、技学を中心にディスカッションが繰り広げられております。今年はとくにスーパーグローバル事業の支援を得て、世界各地に技学パークを設置して日本と世界をつなぐ役割についても話し合われています。

入り口です。なぜか除雪車が。。。
 

メインの会場の様子です。
 

新原学長による基調講演です。



制限速度40km/h

2015年06月19日 22時26分58秒 | その他
私たちの大切な仲間が、片側2車線の広い道路で時速17kmオーバーの速度違反で警察に交通違反キップを切られました。私たちの大切な仲間はこんなに広い道路が時速40kmの制限速度とは知らなかったといいます。私たちは大切な仲間が意識して交通違反をしたとは思っていません。

さて、何かおかしいですよね。制限速度を知っていても知らなくても、速度違反が事実なら反則は反則。事実でないという証明をしない限り、大切な仲間の反則は覆ることはないと考えるのが、法治国家に住む人の常識かと思います。

大切な仲間というのはあなたとその人との関係であって、第三者であるわれわれには何ら関係のないこと。大切な人だから反則はおかしいとおっしゃっているように聞こえてしまいます。だから法治国家に挑戦しようというように聞こえてしまいます。

広報は恐いのです。テレビカメラの向こう側には広報側に全く関係のない何千万人の人の目があり、その中には違反して反則金をキチンと納めた人もいます。

こういう時には、余計なことは言わずに、事実に対して向き合うべきです。

平成26年中の水難の概況が警察庁から発表になりました

2015年06月19日 04時07分10秒 | 水難・ういてまて
平成26年中における水難の概況
報道発表資料の概要
平成26年中の水難は
  〇 発生件数   1,305件 (前年対比-154件)
  〇 水難者    1,491人 (前年対比-148人)
    うち死者・行方不明者
             740人 (前年対比 -63人)
であった。
 このうち、中学生以下の子供は
  〇 発生件数     166件 (前年対比 -32件)
  〇 水難者      223人 (前年対比 -21人)
うち死者・行方不明者
          55人 (前年対比 +11人)
であった。
 過去10年間の水難発生状況をみると、年毎の変動はあるものの、平成17年と比較すると
  〇 発生件数     -58件 ( -4.3%)
  〇 水難者     -172人 (-10.3%)
となっている。


全体として減少しましたが、中学生以下の子どもの生還率は悪化しているようです。
解析結果は、後ほど。