斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

動画で学ぶ 浴槽溺水時の救急手当て 救急車が来るまでにできること

2020年12月31日 15時32分29秒 | YAHOO!ニュースの背景
 浴槽で何らかの原因で意識を失い、顔がお湯に浸かって呼吸ができず溺れる浴槽溺水。救急車が来るまでの間、家族が的確な救急手当てをすれば、大切な人は日常生活に戻れるかもしれません。あるようでなかった、浴槽溺水から命を救うための救急手当てを学ぶ動画。おそらくわが国初の動画が完成しました。

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プールで児童が被害 卑劣な接触痴漢をなくすには、まず知ることから

2020年12月26日 19時11分34秒 | 水難・ういてまて
 プールで泳ぎながら女性の尻を触ったとして、公務員が懲戒免職となりました。報道では被害者の中に女児もいたとのこと。このような卑劣な手口はプール管理の関係者には知られていましたが、一般にはあまり知られていないかもしれません。
 室内プールで遊泳を楽しむ季節、このような犯罪をなくすには、第一歩として市民が「痴漢である」という共通認識を持たなければなりません。ここでは接触型の痴漢を例に取り解説します。

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猪苗代湖クルーザー衝突「なぜ瑛大なのか」息子と両足失った母、悲痛な訴え

2020年12月25日 12時07分38秒 | 水難・ういてまて
猪苗代湖クルーザー衝突「なぜ瑛大なのか」息子と両足失った母、悲痛な訴え

たいへん不幸な事故でした。
状況がわかるにつれて、ご遺族、そして大けがをされたお母さん、とてもつらいだろうと心配していました。お察しします。

私も猪苗代湖の現場に出向いて、位置関係などを調査しました。
いまだに事故を起こしたボートの特定に至っていないことも、話を聞いていました。

記事を読んで、目撃者を求めているという部分について、あれ?と思ったことが二つ。
ひとつは、ボートの目撃者を探しているのか
もうひとつは、ボートの航行位置の目撃者を探しているのか
どちらなのだろうと。

事件捜査中なので、福島県警捜査一課からは当然詳細情報は得られないでしょう。
現代社会においては、いろいろな痕跡が残ります。だから、県警はそうそう中途半端な捜査はしないと信じて、犯人検挙の日を待ちたいと思います。

直前にウォータースライダー、室内プールで高1死亡

2020年12月24日 21時00分42秒 | 水難・ういてまて
直前にウォータースライダー、室内プールで高1死亡

自然水域と違って、遊泳プールでの死亡事故になると、事実関係の確認でもめます。
プール管理者は、プール管理のプロですから、それなりの理論武装で臨みます。
利用者(遺族)は、事故の後の大変な時期から証拠集めをしなければならないので、厳しい面があります。

法律のプロが弁護士であるなら、水難のプロもいます。たいへんな時には、その道のプロの助言を得るのも一つの方法です。

尋常ではない初雪の除雪 作業中に流雪溝や水路で溺れないために

2020年12月19日 07時55分12秒 | 水難・ういてまて
 尋常ではありません。今年の初雪は、ところによっては1日で2 m近い積雪に達しています。毎日の除雪は雪国の宿命です。とはいえ、雪国の人々は2年ぶりに、いきなり初雪の山を片付けることになりました。

 除雪作業中に流雪溝や水路に落ちないように気をつけましょう。明るいうちの作業と複数人での作業を心がけ、さらには緊急時の連絡手段を身から離さないようにしましょう。

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