10年ぶりに復活した灯籠流し@森戸海岸
さて、昨日のプレバト俳句特待生昇格試験では、下記の作品で立川志らくさんがワンランク昇格を勝ち取りました。
啄木の顔して帰る盆休み
都会で文学をかじった青年の帰省をイメージした句です。評価のポイントは「啄木の顔」という暗喩。夏井先生は「人選が巧み」と評価していましたね。上を目指すためのヒントとして、次のように添削。
啄木の顔し盆休みの無心
「盆休み」と詠めば「帰る」と言わなくても帰省したのだろうと想像してもらえるので「帰る」をカット。その3音分で「無心」を加え、句またがりの高度な句になりました。またがっているのは中七下五だけではありません。
啄木の表面上の童顔と裏の顔である借金魔のダブルミーニングを「無心」で表現したのです。にわかに、ただの文学青年ではなく無頼派文学青年に。急に複雑感がアップです。
そうすれば冒頭の「啄木」が動かなくなるという解説にはシビれちゃいました。
さて、昨日のプレバト俳句特待生昇格試験では、下記の作品で立川志らくさんがワンランク昇格を勝ち取りました。
啄木の顔して帰る盆休み
都会で文学をかじった青年の帰省をイメージした句です。評価のポイントは「啄木の顔」という暗喩。夏井先生は「人選が巧み」と評価していましたね。上を目指すためのヒントとして、次のように添削。
啄木の顔し盆休みの無心
「盆休み」と詠めば「帰る」と言わなくても帰省したのだろうと想像してもらえるので「帰る」をカット。その3音分で「無心」を加え、句またがりの高度な句になりました。またがっているのは中七下五だけではありません。
啄木の表面上の童顔と裏の顔である借金魔のダブルミーニングを「無心」で表現したのです。にわかに、ただの文学青年ではなく無頼派文学青年に。急に複雑感がアップです。
そうすれば冒頭の「啄木」が動かなくなるという解説にはシビれちゃいました。