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湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

溶けるの詩パート3

2025-02-26 15:15:30 | オリジナル

共通テーマ「溶ける」でYが書いた詩を投稿します。

ミイ

 

ミイの命令は

あおん うにゃん うわぁうん

うにゅうううううんと前あし

ストーブの前に ごろん にゃむ

お腹を見せて たるたる もっぷる

毛皮がむるるる もるんと息をする

だんだん目がつり上がって ふんうん

ストーブにあぶられて だるりん

溶けてゆく

 

小さな獣は とるるらん にゃうるむ

とろけて毛玉のチョコレート

小さな頭蓋骨を毛皮ごと

もるとゅる するとゅり

もるもふ 両手でこねさせて

やめろの合図は しっぽがぱたぽんぱたぽん

 

すりガラスの逆光に

ミイの毛がふうわあんと舞った

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来月の湘南句会

2025-02-24 16:43:53 | 文学

来月の湘南句会は次のように決まりました。

日時 3月22日(土)14:00~

場所 市民交流センタ―1階

兼題 春のファッション(春服、春装、春袷、春セーター、春ショールなど)

   野菜(春野菜、水菜、春菊など)

人数が増えたので、次回は市民活動スペースのテーブルを2つ借りようと思います。

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春の海藻

2025-02-23 17:33:05 | 日記

逗子の海藻博士、高橋昭善先生の講演を聴きに行きました。

押し海藻いろいろ。

海の環境のことを知り、カジメとアラメの見分け方も知ることができました。

搗布(かじめ)若布(わかめ)鹿尾菜(ひじき)石蓴(あおさ)海苔(のり)は、春の季語。

春の磯に出かけたくなりました。

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溶けるの詩パート2

2025-02-21 22:59:38 | オリジナル

共通テーマ「溶ける」でAが書いた詩を投稿します。

澱の角

 

布を描く段になった

手持ちの緑の絵の具のどれも違う

鶸の止まる黄蘗の皮をはいだ下の色

何色をどんな割合で溶けば

敷かれた絹の色になるのか

 

言葉では再現できない

昔のわたしの濁った蜂蜜色

きれいごとや正義を口にすると

胸の奥がチチチと言った

身を突く 角張った感情

 

モチーフの絹布を切り裂いたら

どんな音がするだろう

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溶けるの詩パート1

2025-02-18 11:15:24 | オリジナル

共通テーマ「溶ける」でFが書いた詩を投稿します。

入院

よく晴れて透きとおった空に

富士が朧に浮いている

西に開いた大きな窓の個室で

左上肢を点滴台に繋がれたまま

僕はその落ちる速さを眺めている

この水が体内を巡って

不要物を溶かし込んでゆくだろう

それがいつの事なのかは分からないが

水が入ると喉も乾かず 腹も減らない

人間の器官はとっても都合よく出来ているものだと感心しながら

ポツンポツンと落ちている水滴に

僕は体内浄化を頼んでいる

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来月の湘南文芸

2025-02-14 20:54:07 | 文学

3月の湘南文芸は次のように決まりました。

日時 3月12日(水)

テーマ  「折る」「形」

よろしくお願いします。

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逗子かるた特設コーナー

2025-02-13 17:58:09 | 日記

今日は、逗子・葉山駅南口近くのカルチャースクール、小笠原学園でエッセイの講評。

鍵括弧の使い方についても講じさせていただきました。

例えば 鍵括弧から始まる段落の行頭は下げない

    同一人物の台詞を繋げる時は「 」を分けない

    長台詞の場合は一旦「 」を閉じ、地の文を挟むと読みやすくなる

鍵括弧と地の文のレイアウトでも、悩みますよね。そういう悩みが解決するようにお話させていただいています。

小笠原学園のエントランス内に、逗子かるた販売特設コーナーを設けていただきました。

受講会員でなくても購入できるので、お立ち寄りになってくださいね!

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逗子かるた発売!

2025-02-10 16:05:26 | 湘南

作成委員会が1年以上かけて作ってきた逗子かるた(¥1,800)が、逗子市内で買えるようになりました。

逗子市観光協会、小笠原学園などに置いてもらってます。

↑逗子ゆかりの文学者の絵札。

 海に立つ不如帰の碑(徳冨蘆花)

 海岸の焚火の情景文章に(国木田独歩)

 鏡花の向かい干支ウサギの碑(泉鏡花)

 女性初の芥川賞中里恒子

 太陽の季節書いた兄演じた弟(石原慎太郎)

 蘆花散歩自然と人生読みながら

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夢見る帝国図書館

2025-02-05 17:07:52 | 文学

 おす登あく

中島京子「夢見る帝国図書館」を読みました。

「夢見る帝国図書館」という物語が、メインの現代パートに差し挟まれていて、日本初の国立図書館(現在の国立国会図書館国際子ども図書館)の波乱万丈の歴史も分かっちゃう構成。

図書館が人格をもっていたりして共感を誘う「夢見る帝国図書館」パートの各章を書き出してみます。

1 前史「ビブリオテーキ」

2 東京書籍館時代「永井荷風の父」

3 孔子様活躍す・東京府書籍館時代

4 寒月と露伴・湯島聖堂時代

5 火事に追われて上野へ 図書館まさかの再度合併

6 樋口一葉と恋する図書館 上野赤レンガ書庫の時代

7 上野に帝国図書館出現 またもや戦費に泣かされる

8 白い化粧煉瓦の帝国図書館、一高生たちを魅了する

9 図書館幻想 宮沢賢治の恋

10『出世』『魔術』『ハッサン・カンの妖術』

11 関東大震災と図書館と小説の鬼

12 悲願の増築――そしてまた戦争・昭和編

13 モダンガールの帝国図書館

14 上野図書館、全館ストライキに入ります!

15 昭和八年のウングリュックリッヒ(不幸)・『女の一生』山本有三

16 913の謎と帝国図書館のドン・ルイス・ペレンナ

17「提灯にさはりて消ゆる」本の数々

18 動物たちは大騒ぎ①

19 帝国図書館の略奪図書

20 動物たちは大騒ぎ②

21 そして蔵書たちは旅に出る

22 帝国図書館の「日本のいちばん長い日」

23 宮本百合子、男女混合閲覧室に坐る

24 ピアニストの娘、帝国図書館にあらわる

25 国立国会図書館支部上野図書館前

久々に上野公園に行きたくなりました。国際子ども図書館行って、国博行って、動物園行って、西洋美術館行って、都美術館行って…

なんていったら上野に数泊しないといけなくなりますが、マジで何日か滞在してみたいです。それだけのトポスをもっている場所だと、この作品を読んで感じました。

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ととら堂

2025-02-03 18:51:23 | 文学

古書鬻(ひさ)ぐ燈し親しよ夜の秋

こんな高橋睦郎筆の暖簾が、昨日の講演会場、逗子文化プラザなぎさホールのホワイエにかかっていました。

ホワイエに出店していた古書店ととら堂のことを詠んで書いてくれたものだそう。

逗子でととら堂と高橋睦郎の縁が結ばれているんですね。

イサドとは、宮沢賢治の「やまなし」に出てくる架空の地名です。

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