共通テーマ「囀り」でAが書いた詩を投稿します。

鳥と人間
塒にしていた駅前の欅が伐採されちゃって
椋鳥たちはどこへ行ったんだろう
人間のいない山の方へ移ったなら
そのほうがお互い平和じゃない
百羽も集まったら
ぎゃあぎゃあ騒がしいし
歩道に糞がいっぱい落ちてくるし
街の人たちには迷惑でしかないよ
電車で帰ってきて改札を出ると
椋鳥たちが賑やかに迎えてくれてるみたいで
両肩のこわばりが抜けたんだけどな
判で押したようなあなたの生活を
椋鳥たちもルーティンワークで
声援してくれてたってことね
街のようすが味気なくなって
暮らす意味が減っていくよ
塒にしているだけで
暮らしてなんかないじゃん
――画眉鳥の鳴き声がうるさくて
二・四・六連は彼に聞こえていない

















