575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

荻原先生の句     遅足

2010年08月27日 | Weblog
東西句会に先生が提出された5句。

 熱田区旗屋町のあたりの立葵
 夏草の向かうにマミー美容室
 佳き音がして空蝉はこなごなに
 ゆつくりと来たのに急に草の息
 くらげ鳴く声かとおもふ昼の波

こんなコメントがついていました。

 自分が俳句で書いてみたいというイメージが
 思いがけずかたちになった気がした。
 とりわけ「夏草」と「空蝉」は、
 出来のよしあしはともかくも、そういう種類の句であった。
 もう一度書こうとしても、と言うか、
 意識的に書こうとすると書けないものだと思うが、
 俳句について、何か少し掴みかけているのではないかと、
 前向きに考えてみることにした。

    

残念ながら、わたしにはよく分かりません。
とくに

 夏草の向かうにマミー美容室

の句は、散文としか読めません。
今はなくなった、昭和の風景・・・
夏草、という季語を踏まえて読むと、
また違った風景が見えてくるのでしょうか?

数年前に、先生に意見をいただいた自分の句も
今になって読み返して、ああ、そういうことか!と
分かる始末・・・

前途多難、いや前途洋々か?

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