575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

鳥居より一礼のみの神の留守   晴代

2011年11月27日 | Weblog
神様はお留守の様子、ではそこそこに。現世万事がご利益と一礼。
とぼけた句だという声。
一方、こんな読み方も。
神様はお留守と知った時の微妙な気持ち。留守の方にも敬意を。
神との付かず離れずの関係を詠んだ句だと思います。

作者・いつもはお賽銭をあげ、二礼二拍。
   だが・・・ちょっと省エネして。

(確かに日本人は神様と付かず離れずにお付き合いしているようですね。
ヨーロッパの神とは違う感じがします。
そういえば京都に行って、孫の入学試験のお祈りをしましたが・・・遅足)


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