佐保子さんから先日の千香子さんの
朝顔や寄り所なく蔓ゆれて
の句についてメールが来ました。お二人は他の俳句の会にも所属されておられ、千香子さん
そちらの句会には
朝顔や寄り所なく蔓のゆれ を投句されたそうです。ところが、会報には
朝顔や寄り所なき蔓の揺れ
と「ゆれ」が漢字になっていたそうです。「寄り所なき」にもなっていますね。
佐保子さんのコメントです。
「よくよく考えてみるとむつかしいですね。ゆれを動詞にするか、名詞にするか。
宏二に聞いたらむつかしいねと言ってました。
揺れると終止形にするか、揺れと名詞にする方が、俳句らしいかなと言ったら、そうだねと言ってましたが、、、。
なかなかいろんな表現ができるんだなあと改めて考えさせられました。」
たった一字のことですがその一字が大切な気がします。私は
朝顔や寄り所なき蔓の揺れ
がしっくり来るような気がしますが、皆さんはいかがでしょうか?麗子
1字変えてみてだしました。
その1字から疑問がわいて佐保子さんに質問したのです。根拠もあまりなく、ああでもないこうでもないと、時々何してるのだろ、と思いながら。
そんな時ちょっとしたアドバイスでとても助かります。
ついでに私の採用してほしかったのは
飛び交うや国境超えて鳳仙花
でした。演劇の「ほうせん花」を思いながら作ったのですが「わかりにくかったでしょうか」と質問したら 飛び交うや国境超えて「ほうせん花」
としたらどうでしょう。と返信がありました。
会報の読者には劇に出演された方も数名見えます
民間レベルで韓国と交流して見える方もいます。
『〜して』で終わる句は、この会にも何度か登場しています。
余韻が残るようで、私は結構好きなのですが、名詞で止めた方が収まりが良いのもわかります。
一句の中に、動作2つはやめようとは、夏井先生の添削で知ったかな?