575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

はじかみのうす紅嬰の頬に似て  亜子

2022年10月21日 | Weblog

やさしい眼差しにあふれたこの句にもたくさんの票が集まりました。ひらがな表記がいいですね。

清らかに透明感のあるうす紅いろの頬をみていると、穏やかな眠りと平和を守ってあげたいという気持ちになります。

 

能登さん: はじかみの微妙な色をうまく表現しています。 

結宇さん: 幼児の顔は、ほんとうに癒してくれます。 ほんのり赤みがかってる。

等さん: 柔らかな生姜漬けの匂いと色が、幼児の頬で上手く表現されていますね。本当に美味しと言うのか、可愛らしいというのか・・・。

 泉さん: 新生姜は茎の境い目がピンクがかっている。それと合わせたのがよい。

遅足さん、竹葉さんもとられました。

   

はじかみというと、焼き魚に添えられた葉生姜の甘酢漬けのことを思いますが

生姜の古くからの呼び名なのだそうですね。古事記にも登場しているようです。

中国から伝わり、漢字で書くと「薑」(難しくて読めない)であると、先日偶然テレビで教えてもらいました。

辛いもの全般をはじかみと呼んだことから山椒のこともはじかみと呼んでいたとか、はじ赤みからはじかみとなったなど調べてみると面白いです。

はじらうと頬が赤くなる。この句は嬰の頬ですが、乙女の頬も想像してしまいました。  郁子

 

 

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2 コメント

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Unknown (麗子)
2022-10-21 13:10:50
私のはじかみの句は焼き魚に添えられた葉生姜の甘酢漬けのことを詠みました。亜子さんのはじかみは、まさに生姜のなんとも言えない、ほんのり赤い赤ちゃんのほっぺの色ですね。参りました。
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Unknown (麗子)
2022-10-21 13:10:54
私のはじかみの句は焼き魚に添えられた葉生姜の甘酢漬けのことを詠みました。亜子さんのはじかみは、まさに生姜のなんとも言えない、ほんのり赤い赤ちゃんのほっぺの色ですね。参りました。
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